東芝データは1月23日、100万人のレシートデータで見る「買い物動向」における2021年と2022年での年間比較の結果を発表した。同社では、東芝グループの電子レシートサービス「スマートレシート」の会員、約100万人のレシートデータから得られる購買データを統計化し、実購買から見る生活者の行動変容を可視化している。

  • 1人1日1店舗あたりの平均購入金額

今回は、全国のスーパーでの買い物(1人1日1店舗あたり)平均購入金額・単価・数量データを2021年と2022年の年間で比較した。

まず、平均購入金額は2021年比の約2%(47円)減となった。その要因として、平均単価は2021年比約4%(8円)増、一方で平均購入数量は約6%(1点)と減少している。

  • 1人1日1店舗あたりの平均購入数量

平均単価は、2021年では214.3円であったのに対し、2022年では222.7円で約4%に相当する8.4円の増加となった。また、2022年12月においては約259円と、2019年の増税以降過去最高の高値を記録している。

  • 平均単価