JR東日本が春の期間(2023年3~6月)に運転する臨時列車について発表。上越新幹線「とき」に関して、より多くの着席ニーズに対応するため、3月18日以降の臨時列車を全車指定席として運転することを明らかにした。

  • 3月18日のダイヤ改正で全列車E7系による運転となる上越新幹線。同日以降に運転される「とき」の臨時列車は全車指定席に

春の期間中、上越新幹線は東京~ガーラ湯沢・新潟間で「とき」の臨時列車316本、「たにがわ」の臨時列車427本、計743本を運転予定。うち167本はゴールデンウィーク期間(4月28日から5月7日まで)に運転するとのこと。

新潟方面へ向かう「とき」の臨時列車は、ダイヤ改正前日の3月17日まで自由席を設定して運転。3月4・11日に東京駅11時16分発・新潟駅13時24分着の下り「とき393号」、3月3・4・5・10・11・12・17日に新潟駅14時14分発・東京駅16時0分着の上り「とき324号」を運転する。

3月18日のダイヤ改正で、上越新幹線は大宮~新潟間の最高速度を現行の240km/hから275km/hに変更し、所要時間短縮を図るとともに、全列車をE7系に統一。同日以降に運転される「とき」の臨時列車は全車指定席となる。

ダイヤ改正後、東京駅11時14分発・新潟駅13時51分着の下り「とき61号」(3月18日と3月19日以降の日曜日・祝日、ゴールデンウィーク期間の4月28~30日と5月3~5日に運転)、新潟駅14時18分発・東京駅16時0分着の上り「とき66号」(3月18・19日と3月24日以降の金曜日、ゴールデンウィーク期間の4月28・30日と5月5~7日に運転)、東京駅9時52分発・新潟駅11時52分着の下り「とき57号」(おもに土曜日に運転。ゴールデンウィーク期間の4月28~30日と5月3~5日も運転)を設定。ゴールデンウィーク期間に新潟駅19時13分発・東京駅21時8分着の上り「とき74号」(運転日は4月30日と5月2・7日)も設定する。これら以外にも多数の列車を運転するとしている。