スマホアクセサリーブランド「iFace(アイフェイス)」を展開する「Hamee(ハミィ)」は、地域全体で子どもたちを見守る新しいシステムを搭載した次世代キッズスマホ「Hamic MIELS(はみっく ミエルス)」を発売。公式販売に先立ち、1月17日よりCAMPFIREにて先行クラウドファンディングを開始した。

  • "親だけじゃなく、地域全体で子どもを見守る"次世代キッズスマホが登場!

ちょっとした行き違いや目を離した隙に、幼い命が犠牲になってしまう痛ましい事件や事故が後を絶たない。警察庁の発表によると、9歳以下の子どもだけでも令和3年の行方不明者数は1,010人にも上ぼる※1。

こうした中、同社では、見守りサービスを提供する「otta(オッタ)」との事業連携を通じて、親だけではなくITの力により地域全体で子どもたちを見守る新しい仕組み「MIELS(ミエルス)構想」の実現を目指している。

その第一歩として、2021年2月に発売した小学生向けキッズスマホ「Hamic POCKET(はみっくポケット)」の見守り機能をさらに強化し今回、新端末「Hamic MIELS」を開発した。

  • 見守り機能をさらに強化した新端末「Hamic MIELS」

「Hamic MIELS」は、Android12※2を搭載した次世代キッズスマホ。ottaと共同開発した「MIELS(ミエルス)システム」を搭載しており、保護者は子どもの位置情報や行動履歴などの確認のほか、設定した「見守りスポット」※3への到着通知を受け取ることが可能だ。

  • 端末同士での互いの見守りや、地域住民による見守りも可能

また、端末同士での互いの見守りや、専用アプリをインストールした地域住民による見守りもでき、周囲の利用者が増えることで見守りがより強固になっていく仕組みも特徴となる。

さらに、ottaのサービスを導入する一部自治体では、公共施設や地域のタクシーでも接触情報や通過情報が記録されるため、街全体で子どもたちを見守ることが可能となる。※4

「Hamic MIELS」の主な特長としては、以下のポイントがある。

(1)保護者の不安である「電池切れ問題」にも対応--多くのGPS端末やキッズスマホの共通課題であった電池切れの問題にも対応。本体端末の電池が切れてしまった場合も、一定期間、微弱電波を発信し続けるため、集まった接触情報や通過情報をもとに端末の位置情報を割り出すことができる。

  • 保護者の不安である「電池切れ問題」にも対応

端末、保護者、地域住民、公共施設など、デジタルによる見守りの目を増やすことで、地域全体で子どもを見守る体制を強化し、子育てに取り組む全ての家族が安心して暮らせる社会の実現を目指している。

(2)防犯ブザー作動時に、GPS情報とともに20秒間の録音データを送信--従来の「Hamic POCKET」と同様に防犯ブザーを装備。緊急時に防犯ブザーの紐を引くことで大音量のアラームが鳴り周囲に危険を知らせるとともに、保護者のスマホにGPS情報を通知する。

「Hamic MIELS」では、さらに防犯ブザー作動時に20秒間、周囲の様子を録音し、録音データを保護者のスマホに送信する機能も追加。子どもが誤って防犯ブザーを引いてしまったのか、緊急事態なのか、状況判断がしやすくなる。

(3)若者を中心に人気のスマートフォンケース「iFace(アイフェイス)」を採用--「Hamic MIELS」のケースには、Hameeの自社ブランドであり、世界累計販売台数2,500万個の「iFace」を採用。若者を中心に高い人気を誇るiFaceを採用することで、小学校高学年の子どもでも使いたくなるデザインを意識している。

  • 小学校高学年の子どもでも使いたくなるデザインを実現

(4)小学校高学年の手にも馴染むサイズにアップデート--従来の「Hamic POCKET」は小学校低学年でも持ちやすいようサイズを小さくしていたが、高学年になるにつれ手が大きくなり、従来のサイズだと小さすぎて使いづらいという課題があった。

  • サイズを拡大し、子どもが成長しても違和感なく使える

そこで、「Hamic MIELS」は従来よりも端末サイズを拡大し、子どもが成長しても違和感なく使える端末に設計としている。

「Hamic MIELS」商品開発プロジェクトチームでは、同商品に対する想いを以下のように語っている。

一昔前は、地域全体で子どもたちを見守るコミュニティがあちこちにありました。
 
時代の変化とともに、そういったつながりは薄れていき、昨今は子どもが犠牲になる痛ましい事件や事故が後を絶ちません。私たちはこうした社会課題の解決に向けて、子どもの見守りを地域全体で実現するための第一歩として、今回「Hamic MIELS」を開発しました。
 
同端末を持つことで、あるいは専用アプリをインストールすることで、誰もが簡単に見守りに参加でき、当事者になれます。そうすることで、きっと見守りへの意識が変わり、行動が変わり、街全体が自然と温かくなっていく。
 
ひとりひとりが昨日よりも少し優しい眼差しで子どもたちを見守る。そんな社会になってほしいと心より願っています。
 
子どもたちが安心安全に暮らせる社会の基盤をつくるために、みなさんの力を貸してください。
(Hamee Hamic Project)

  • 「Hamic MIELS」製品情報・仕様

「Hamic MIELS」クラウドファンディングプロジェクト概要
・プロジェクト名:地域のみんなでみまもるファーストスマホ「Hamic MIELS」新登場
・プロジェクト期間:2023年1月17日〜2月28日
・リターン例:「Hamic MIELS」【台数限定超早割】30%オフなど

※1 警察庁発表『令和3年における行方不明者の状況』
※2 「Android」は、Google LLC の商標または登録商標。
※3 学校や塾といった、子どもの利用頻度が高い場所を自由に「見守りスポット」として設定できる。
※4 個人情報や位置情報は、検知した端末や他のユーザーにはわからないような仕組みになっている。