ABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『必殺仕事人』(8日21:00~)の制作発表記者会見が6日に行われ、東山紀之、松岡昌宏、知念侑李、和久井映見、遠藤憲一が登壇。知念が今年の目標を語った。
会見が始まり、知念は「リュウ役の知念侑李です。あけましておめでとうございます」と挨拶。「昨日までお正月でダラダラと過ごしていんですけど」と今日から“仕事明け”であることを明かし、「今日は先輩方の中でたくさんのカメラがあって、とても緊張しております。脳が半分くらい機能していないので、お手柔らかにお願いします」とお願いした。
記者会見前にはそろってテレビ朝日の屋上にある「テレビ朝日稲荷」へ参拝。1人ずつお参りをしたが、何を祈願したか聞かれた知念は「二礼二拍手ってどうやってやるんだったけと考えていたら、もう皆さんの列に戻って来ていました」と照れ笑い。「ちゃんとお祈りできなかったんですけど」と前置きしたうえで、「20代最後の年なのでここでしっかりやっておかないと。知念は動けるんだぞっていうところを見せるために体を鍛えたい」と目標を掲げた。「素晴らしい見本が近くにいるので。東山さんのようになれたら」と先輩に振ると、遠藤にも長い時間をかけてストレッチの良さを伝えてきた東山は「そう思ってくれるまで8年かかったか」と知念の『必殺』加入からの年月をしみじみと振り返った。
1972年にスタートして50周年、2007年に東山主演の“必殺シリーズ”として復活した『必殺仕事人』。今回は江戸を襲う原因不明の流行り病「鬼面風邪(きめんかぜ)」の猛威と、患者を救うために奔走しながら特効薬の開発に尽力する町医者たちの姿が描かれる。しかしその一方では、この病を悪用して“お助け金詐欺”を企てる悪人が現れ……? 苦しむ人々を横目に、悪巧みに精を出す悪人たちが巻き起こす悲劇を必殺仕事人らしい風刺を利かせて届ける。今作では、遠藤演じる瓦屋の陣八郎の卒業が決まっている。