スタイルポートは12月26日、「地方タワマン購入者に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は11月15日、自分名義(共同も含む)で地方政令指定都市(札幌市、仙台市、静岡市、新潟市、広島市、福岡市、熊本市)のタワーマンションを所有している人111名を対象に、インターネットで実施した。
タワーマンションを購入したきっかけについて聞くと、最も多い回答は「より生活に便利なマンションがいいと思った(立地、周辺施設の利便性)」(60.4%)で、「戸建から住み替えをしたいと思った」(55.0%)、「タワーマンションに憧れがあった」「より居住に快適なマンションがいいと思った」(各45.0%)と続いた。
地方タワマン購入者の職業は、「会社員」が79.3%で最も多く、「公務員」が9.0%、「自営業」が4.5%だった。世帯年収を尋ねると、64%が「1,000万円未満」と答えている。
どのような用途でタワーマンションを所有しているか聞くと、40.6%が「自己居住用」、32.4%が「セカンドハウス」と答えた。「自己居住用」と回答した人に、現在のタワーマンションに住む前は、どのような家に住んでいたか尋ねると、「戸建て」(賃貸31.1%、持ち家31.1%)が多かった。
住んでいるタワーマンションの満足度を尋ねると、「非常に満足している」が55.6%、「やや満足している」が40.0%で、9割以上が満足していると回答した。
タワーマンションに満足している理由は、「周辺環境が良いから」(67.4%)が最も多く、「タワーマンションに住んでいることにステータスを感じるから」(62.8%)、「眺望が抜群だから」(62.8%)と続いた。