マーケティング支援事業、SOLPANEL(ソルパネ)の企画・運営・販売を行なうパイルアップはこのほど、「コロナ禍と喫煙に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2022年12月2~5日、調査対象は20~49歳の喫煙者、有効回答は400人。

たばこを吸う理由、「オンオフを切り替えるため」がトップ

  • あなたがたばこを吸う理由に関して、コロナ前と比較し変化はありましたか

コロナ禍になってからの自身の状態について尋ねると、「あてはまる(やや含む)」と答えた割合が最も多かったのは「気分転換したいと思うことが増えた」で65.5%。また「ストレスが増えた」(59.5%)も6割近くを占め、同調査では「ストレスの増加も気分転換をしたい気持ちに影響しているのかもしれない」と推測している。この他、「自分と向き合う時間が増えた」(61.6%)、「一人の時間が増えた」(57.3%)も6割前後に上った。

たばこを吸う理由を聞くと、「嗜好品として楽しむため」に「あてはまる」と答えた割合が81.3%でトップ。以下、「自宅でできる気分転換方法として」が81.0%、「ストレス解消として」が80.8%、「仕事の息抜きとして」が79.3%と続き、たばこは能動的に楽しむ嗜好品としての位置づけが強いだけでなく、近年高まる気分転換・息抜き需要に応えていることがわかった。

たばこを吸う理由について、コロナ前と比べて変化があったか質問すると、「オンオフを切り替えるため」との理由が「強くなってきた」とした人は39.5%。以降、「ストレス解消として」が38.4%、「仕事の息抜きとして」が37.3%、「自宅でできる気分転換方法として」が36.7%、「嗜好品として楽しむため」が31.7%と続いた。

加熱式たばこを吸い始めた時期については、「1年以内」(10.5%)と「1年~3年以内」(34.5%)の合計が45.0%を占め、半数近くがコロナ禍の期間中であろうこの3年以内に加熱式たばこを吸い始めたことがわかった。