俳優の中山優馬とジャニーズJr.の13人がこのほど、BSJapanextのバラエティ番組『中山優馬×ジャニーズJr. @YUMA HOUSE』(毎週金曜22:00~)の取材に応じ、中山がJr.たちの成長ぶりに驚きを見せた。

  • 中山優馬(中央)とジャニーズJr.たち

ジャニーズJr.がリアルに「克服したい」「挑戦したい」ことを相談し、かなえていく同番組。この日は、23日放送の「クリスマスSP」を収録した。

通常回は数人のJr.が登場するが、「Go! Go! kids」と「フレッシュジュニア」の13人が一堂に会すのは今回が初めてで、中山は「単純に楽しくて、みんなが仲いいのがすごい伝わるから、3人ぐらいでの回のときより、みんなやりやすそうな感じがする。ちょっと余裕ができたような感じがしました」と感想を語る。

また、4月に番組がスタートしてから8カ月が経ったが、「素の部分をどんどん出してこれるようになって、カメラの前でも肩肘張らなくていいんだっていう感じがどんどんと出てきた気がして、それが率直に楽しかったです」と収録を振り返った。

改めて、この8カ月でのJr.たちの変化を聞くと、「カメラの前で発言するのに積極的になってるのももちろんあると思いますけど、単純にでかなってんな! 総集編のVTRを見てたら、初回のときの(上原)剣心とか全然違ってた。剣心、赤ちゃんみたいだったもん(笑)」と、その成長ぶりに驚き。番組スタート時から身長が10cmも伸びたメンバーが続々と判明した。

中山は「顔つきももう1カ月で全然変わるんですよ」とした上で、「顔が変わるとか身長が伸びるとかっていうのと同時に、やっぱり心がその分成長していくっていうことなんで、カメラの前に対しての面持ちも変わってくるし、番組に対しての感覚も変わってくると思います。1人のタレントとして、思春期のときの変化を何かで残せるものはすごく少ないと思うんで、それが彼らにはこの番組がぴったりハマるタイミングとして訪れていることは大きなことだなと思いますし、その変化が番組に良いものをもたらしてくれてるんじゃないかなと思いますね」と分析。

それを受け、田仲陽成は「やっぱり初回のほうは、緊張してカミカミだったり、語彙力もちょっとおかしかったりしたんですけど、ちょっとはうまく話せるようになりましたし、緊張もだいぶほぐれてきたし、できることが増えたので、今後のお仕事にもつながると思うし、すごくいい経験をさせてもらって感謝してます。ありがとうございます」と話した。

一方で中山も、Jr.たちから「フレッシュ、新鮮さ、そしてどの状況でもみんなが楽しんでるのが、それは学ぶべきものだなと思います。大人になってしまったからというのもあるんですけど、そういうのを取り戻すきっかけになりますね。『俺もこの年のとき、そうだったな』と思い出すことがよくありますし、自分はどちらかといえば、落ち着いてるほうだとよく言われるので、みんなからパワーをもらえます」と刺激を受けているそうだ。

また、Jr.たちに中山の存在について聞くと、田仲は「優馬くんはめちゃくちゃ大先輩なのに先輩の中で一番交流させてもらってるのもあったり、同じ画面に映らせてもらったりとかして、身近にいる先輩なんですけど、かっこいいし、イケてるし、ダンスも歌もめちゃくちゃ上手で、僕らは優馬くんみたいにならないといけないんだなっていう…」と言いかけて、緊張からかフリーズ。中山から「どこで止まってんねん」とツッコミを受けながら、仕切り直して「優馬くんがもうすごいので、優馬くんを目指してみんなで頑張っていこうっていう、そういう話です!」と強調した。

続けて、鈴木瑛朝は「僕たち後輩にすごい優しくて、僕らもいずれ後輩が来るので、優馬くんみたいな先輩になれたらいいなっていう憧れの方です」と述べ、中山は「僕なんか目指さず、もっと上を目指してほしいですね」とアドバイスした。

そんな中山は、自身がJr.の頃に目指していた存在について、「関ジャニ∞のバックダンサーとして初めてステージに立ってますので、目指してたのはやっぱりその方たちですよね」と回想。その上で、「僕は小さい頃から活動していく中で、芝居っていう大切にしたいものが見つかって、そこから自分の道は明確にやりたいことをやるために進んできたというのがあるんので、みんなにもそういうものが見つかればいいなと思いますね」とJr.たちに要望。

そして、「ジャニーズだからいろんなことができるんで、幅広く全部やればいいと思います。その中で『これは手放したくない』というものにきっと出会っていく思うので、それが歌なのかダンスなのかグループなのかは分からないですけど、こういう番組の中でいろいろ挑戦していくことで、『やっぱりこれ好きだ』って思うことがあると思うので」と、番組を通してJr.たちの成長を願った。