アニメ『ドラゴンボール』の見る順番を時系列で解説するとともに、各シリーズのあらすじも紹介します。

1986年からシリーズ1作目『ドラゴンボール』の放送が始まり、これまで全シリーズあわせて700話以上が放送されてきました。この記事では、『ドラゴンボール』の見る順番を時系列で紹介するとともに、各シリーズのあらすじも紹介します。

アニメ『ドラゴンボール』の順番

アニメ『ドラゴンボール』シリーズは、放送開始当時からのファンの方も多く、これまで放送順に見てきたという方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、実は放送順以外にも、おすすめの見る順番があるのです。

まずは、シリーズ放送順から見ていきましょう。

『ドラゴンボール』の順番(放送順)

■放送順

  • 1.『ドラゴンボール』(1986年~1989年)
  • 2.『ドラゴンボールZ』(1989年~1996年)
  • 3.『ドラゴンボールGT』(1996年~1997年)
  • 4.『ドラゴンボール改』(1期:2009年~2011年/2期:2014年~2015年)
  • 5.『ドラゴンボール超』(2015年~2018年)

アニメ『ドラゴンボール』シリーズは、主人公・孫悟空が武闘家として、また一人の人間として成長していく姿、仲間や家族との熱い絆を描いたアクションバトル作品です。

話数を重ねるごとに登場する敵の強さ、悟空の強さも増していき、必殺技「かめはめ波」や「気(き)」を使った攻撃などの白熱したアクションシーン、多彩な変身形態も楽しめるようになっています。

また、原作者・鳥山明氏が生み出したキャラクターはデザイン性が高く、個性豊かな登場人物たちも、敵味方問わず非常に魅力的です。悟空、悟空の身近な家族、仲間といったメインキャラクターのほか、少ししか登場しない脇役までも、多くのファンから愛されています。

『ドラゴンボール』の時系列

■時系列順

『ドラゴンボールZ』と『ドラゴンボール改』は、ともに『ドラゴンボール』から5年後の世界が描かれています。そして『ドラゴンボール超』は、『ドラゴンボールZ』で登場した魔人ブウとの戦闘後の世界を描いてます。

  • 1.『ドラゴンボール』
  • 2.『ドラゴンボールZ』または『ドラゴンボール改』
  • 3.『ドラゴンボール超』
  • 4.『ドラゴンボールGT』

アニメ『ドラゴンボール』シリーズを見るおすすめの順番

アニメ『ドラゴンボール』シリーズは、時系列順で見るのがおすすめです。

『ドラゴンボール』シリーズは、話数も登場人物も多く、中には敵から味方になるキャラクター、恋愛や結婚をするキャラクターも存在します。そのため、放送順よりも時系列順で見ることで、それぞれの関係性、物語の流れをよりスムーズに知ることができるのです。

『ドラゴンボール改』は、『ドラゴンボールZ』の内容をまとめ、再編集したデジタルリマスター版となっているため、両方を見なくとも、どちらかを見れば大丈夫です。

しかし、『ドラゴンボール改』では音声が再録されているため、『ドラゴンボールZ』と『ドラゴンボール改』では声優が変更になっているキャラクターも存在します。声優にこだわりがあり、じっくり作品を楽しみたい方は、『ドラゴンボールZ』を。きれいな映像でスピーディーに楽しみたい方は、『ドラゴンボール改』を選ぶとよいでしょう。

『ドラゴンボールGT』について

このシリーズは、『ドラゴンボールZ』から5年後の世界を舞台に、原作とは異なるオリジナル展開で描いたシリーズ作品です。アニメオリジナルの番外編という位置づけで、『ドラゴンボールZ』または『ドラゴンボール改』、『ドラゴンボール改』を見た後で、サイドストーリーとして楽しむことをおすすめします。

お好みで、『ドラゴンボール超』の前に『ドラゴンボールGT』を見たとしても、特に問題はありません。

アニメ『ドラゴンボール』シリーズ5作品を紹介

ここからは、アニメ『ドラゴンボール』各シリーズのあらすじを放送順にご紹介していきます。

また、マイナビニュース会員から各シリーズ作品に寄せられたコメントもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

1.『ドラゴンボール』(1986年~1989年)【全153話】

『ドラゴンボール』のアニメ概要

  • 放送日:1986年2月~1989年4月
  • 話数:全153話

世界に誇る大人気アニメ『ドラゴンボール』シリーズの記念すべき1作目です。全シリーズに登場しているブルマ、クリリン、亀仙人らと悟空の初めての出会い、冒険や戦いを経て、少年の悟空が強くたくましく成長していく姿が描かれています。

『ドラゴンボール』のあらすじ

ある山の奥に、猿に似た長い尻尾を持つ少年・孫悟空が暮らしていた。孫悟飯という老人に育てられ、悟飯を亡くしてからは1人で生活していた悟空は、ある日、都会育ちの女の子・ブルマと出会う。彼女は、7つそろえるとどんな願いでもかなえてくれる『ドラゴンボール』という不思議な玉を探して旅をしていたのだ。悟空は、ブルマとの出会いによって、悟飯の遺した形見がドラゴンボールであったことを知る。そして、彼女とともに、広い世界へと旅立っていくのだった。

『ドラゴンボール』の見どころコメント

・「最初の『ドラゴンボール』はストーリーが単純でおもしろかったから」(69歳男性)
・「最初のシリーズが1番おもしろい。キャラがみんな幼くてかわいい」(61歳女性)
・「子どもの時に見ていた懐かしさがあるから」(40歳男性)
・「第1作のおもしろさは格別だった。ストーリーも新鮮」(65歳男性)
・「初期シリーズの方がシンプルでわかりやすいから」(40歳男性)

2.『ドラゴンボールZ』(1989年~1996年)【全291話】

『ドラゴンボールZ』のアニメ概要

  • 放送日:1989年4月~1996年1月
  • 話数:全291話

アニメ『ドラゴンボール』シリーズ2作目。シリーズ最多の話数であり、アニメオリジナルエピソードも数多く含まれている作品です。悟空の出生の秘密が明らかになるほか、サイヤ人、フリーザ、セル、魔人ブウといった強敵や、悟空の永遠のライバル・ベジータの登場など、盛りだくさんの内容となっています。

あらすじ

世界でもっとも強い武闘家を決定する天下一武道会から5年、孫悟空は大人になり、牛魔王の娘・チチと結婚。息子の悟飯も誕生した。しかし、平和な日々は長くは続かなかった。地球に、危険な戦闘民族のサイヤ人・ラディッツがやってきたのだ。彼は、悟空を圧倒するほどの強力なパワーを持っていた。地球人を消し去り、地球を自分のものにしようとたくらむラディッツに対抗すべく、悟空は仲間とともに命がけの戦いに挑むことになるが……。

見どころコメント

・「最初の『ドラゴンボール』ではさまざまな話があったが、Zになってからサイヤ人だった孫悟空の過去からの謎や戦闘力がスカウターによってより明確になっておもしろくなった」(50歳男性)
・「ちょうど見ていた世代なので」(41歳男性)
・「強敵があらわれるたびドキドキワクワクした」(51歳女性)
・「全シリーズ好きだが、一番ハマったから」(42歳男性)

3.『ドラゴンボールGT』(1996年~1997年)【全64話】

『ドラゴンボールGT』のアニメ概要

  • 放送日:1996年2月~1997年11月
  • 話数:全64話

アニメ『ドラゴンボール』シリーズ3作目。子どもの姿になってしまった悟空が主役となり、アニメオリジナルの物語が展開していきます。シリーズ1作目のように悟空が冒険をする場面が盛り込まれ、「超サイヤ人4(スーパーサイヤじんフォー)」という悟空とベジータの特別な変身形態も見ることができる特別な作品です。

『ドラゴンボールGT』のあらすじ

魔人ブウとの戦いから5年。地球征服をたくらむピラフ一味が、神殿に忍び込み、封印されていたドラゴンボールを盗み出そうとしていた。しかし、たまたま居合わせた悟空にその現場を見られたことであわてて、ピラフは本来の願いとは違う願い事をしてしまう。なんと悟空を子どもの姿に変えてしまったのだ! 悟空を元の姿に戻すには、宇宙に散ったドラゴンボールを再び集めるしかない。だが、実はそれは普通のドラゴンボールではなく「ダークドラゴンボール」という厄介な代物で……。

『ドラゴンボールGT』の見どころコメント

・「ベジータファンなので、この作品が特に印象深い」(69歳男性)
・「子どもの頃よく見ていて、年齢的に一番おもしろかったから」(28歳男性)
・「小さい悟空がかわいいから」(33歳男性)
・「迫力が増した。バトル路線に移行したことで、ストーリー展開に没入しやすくなった」(70歳男性)
・「5年後の世界が楽しい。人造人間や超サイヤ人になった悟空が見もの」(37歳女性)

4.『ドラゴンボール改』(1期:2009年~2011年 / 2期:2014年~15年)【全159話】

『ドラゴンボール改』のアニメ概要

  • 放送日:2009年4月~2015年6月
  • 話数:全159話

アニメ『ドラゴンボール』シリーズ4作目。『ドラゴンボールZ』のアニメオリジナルのエピソード、回想シーンなどを省き、原作の内容に沿ったエピソードをまとめて再編集した作品です。第1期が全98話、第2期が全61話となっています。

『ドラゴンボール改』のあらすじ

あらすじは、基本的に『ドラゴンボールZ』と同じ内容です。

『ドラゴンボール改』の見どころコメント

・「懐かしさと新しさが同時に感じられたから」(56歳男性)
・「過去のものが綺麗な映像になってリメイクされたこのシリーズが一番好きです」(41歳男性)

5. 『ドラゴンボール超』(2015年~2018年)【全131話】

『ドラゴンボール超』のアニメ概要

  • 放送日:2015年7月~2018年3月
  • 話数:全131話

アニメ『ドラゴンボール』シリーズ5作目。『ドラゴンボールZ』または『ドラゴンボール改』の続編です。アニメオリジナルの物語でありながら、ストーリー原案に鳥山明が関わっているという原作者公認の作品。「超サイヤ人(スーパーさいやじん)ゴッド」をはじめ、悟空の新たな変身形態も見ることができます。

『ドラゴンボール超』のあらすじ

魔人ブウとの戦いから数年がたち、悟空は農業をしながら修行を積む日々を送っていた。他の仲間たちも平和に暮らしており、地球の危機は去ったかと思われた。だが、宇宙のある場所で、39年ぶりに破壊神・ビルスが目を覚ます。ビルスは、その名の通り破壊をつかさどる神であり、星を破壊できるほどの恐ろしく強大な力を秘めていた。そんなビルスが、突然地球にあらわれて……。

『ドラゴンボール超』の見どころコメント

・「オリジナル展開で楽しめた」(45歳男性)
・「めちゃくちゃで逆におもしろかった」(31歳男性)
・「もう限界突破の『何でもあり』の展開がおもしろい」(60歳男性)
・「悟空とフリーザが共闘したシーンがよかったから」(36歳男性)
・「映像がすごくキレイでカッコいいから」(40歳男性)
・「子どもの時によく見ていたからです」(25歳男性)
・「子どもが小学生の時に放送されていて、欠かさず見ていた。ストーリーの中で登場人物が成長するのがよかった」(52歳女性)

『ドラゴンボール』とは

アニメ『ドラゴンボール』は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて1984年から1995年まで連載された同名漫画をアニメ化した作品です。

1986年からアニメシリーズ1作目『ドラゴンボール』の放送が始まり、これまで全シリーズあわせて700話以上が放送されてきました。時代を経ても色あせることなく、今でも世界中で年齢を問わず多くのファンから愛され続けている作品。

アニメ『ドラゴンボール』シリーズをチェックしよう!

1995年に原作漫画の連載が終了してからも、世界に通用するモンスターコンテンツとして令和の時代でもいまだに色あせることのない『ドラゴンボール』シリーズ。

アニメ劇場版も絶好調で、2018年公開『ドラゴンボール超 ブロリー』は全世界興行収入135億円、2022年公開『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』も公開からわずか1週間で国内興行収入12億円を突破し、約25億円の国内興行収入を記録しています。

1作目の『ドラゴンボール』は、1986年に放送を開始したアニメですが、古さ、時代を感じさせない圧倒的なおもしろさがあります。また、オープニング曲からワクワクさせられ、当時ならではの作画の味も楽しめる作品です。

未見の方は、ぜひシリーズ1作目から、アニメ『ドラゴンボール』シリーズの世界をお楽しみください。昔からのファンという方も、もう一度見直すことで、新たな悟空の魅力、今の年齢だからこそハマるキャラクターとの出会いがあるかもしれません。

調査時期: 2022年11月29日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計508人(男性: 403人、女性: 105人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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