ユーキャンは12月8日、「『現代用語の基礎知識』選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」に「リスキリング」がノミネートされたことを受け、将来の不安やリスキリング、人生の充実度に関する意識調査の結果を公開した。調査は、10月27日~11月3日、20代~60代の男女402名を対象に行われた。

  • 将来に対して不安はありますか

「将来に対して不安はありますか」という質問に対して、「ある」と答えた人は全体の47.0%、「少しある」と答えた人は37.1%、「あまりない」が10.2%、「全くない」が5.7%と、全体の8割以上が将来に対して不安があると回答した。

  • リスキリングや学び直しの必要性を感じますか

続いて、「リスキリングや学び直しの必要性を感じますか」と質問すると、「必要性を感じる」と答えた人は21.9%、「どちらかというと必要性を感じる」は45.6%と、半数以上の人がリスキリングや学び直しに関心があることがわかった。

  • 直近1年間のうちで何か学んでいることはありますか

また「直近1年間のうちで何か学んでいることはありますか」という質問に対して、「学んでいることがある」と答えた人は32.1%、「学んでいることはない」と答えた人は67.9%という結果に。

  • 直近1年間の学びを通して感じたことや得られたメリット

「直近1年間の学びを通して感じたことや得られたメリットを教えてください」という質問に対しては、「学ぶことが楽しい」が39.5%と一番多く、学びに楽しみを覚え、学ぶことそのものにポジティブな気持ちを持って学びに取り組んでいる人が多いことがわかる。

  • 人生満足度指数の平均点

また、人生の充実度について国際的にも有名な指標である人生満足度指数に基づいて調査を行った。人生の満足度に関する5問の質問の回答より人生満足度指数を算出したところ、「学んでいることがある人」の平均値は22.5ポイント、「学んでいることがない人」の平均値は17.6ポイントとなり、「学んでいることがある人」ほど、人生の充実度が高いことがわかった。