ライボは12月5日、「2022年 冬ボーナス実態調査」の結果を発表した。調査は11月16日～21日、20人以上規模の会社に所属する20～50代の社会人男女548名を対象に、インターネットで行われた。

  • 【今冬ボーナス支給有無と支給額】

    【今冬ボーナス支給有無と支給額】

今冬のボーナスの支給有無について聞いたところ、「支給あり」が61.3%、「支給なし」が38.7%という結果に。支給額は平均69.8万円で、中央値は54.5万円となった。

支給額に対する満足度については、52.5%が「不満」(とても不満+不満+やや不満)と回答。理想の支給額を聞くと、平均で173.0万円、中央値は100万円となり、理想の額と実際の額とで大きな差があることがわかった。

  • 【冬ボーナス支給額の推移】

    【冬ボーナス支給額の推移】

冬ボーナスの支給有無を2018年〜2022年の推移で見ていくと、昨対比では7.3ポイント増加し、2020年冬ボーナスの支給有無と比較しても今冬は11.3ポイント増加しており、コロナ禍に関係なく毎年増加傾向に。

同様に支給額の推移を見ると、平均で最も支給額が高いのは2020年の71.3万円に対し、中央値で最も支給額が高いのは2019年と2021年の同額55万円。今冬ボーナスは2018年からの推移で平均額と中央値ともに2番目に高い結果となった。

  • 【今冬ボーナスの貯金について】

    【今冬ボーナスの貯金について】

今冬のボーナスの主な使い道を教えてもらったところ、「貯金」(63.4%)、「買い物」(36.6%)、「旅行」(33.6%)が上位に。

最多の「貯金」について、ボーナスからどのくらい貯金に回すのかを聞くと、「ほぼ全額貯金」が32.7%、「半分以上を貯金」が34.2%と、66.9%が”半分以上を貯金に回す”ことが判明。貯金に回す額は、平均42.4万円で中央値が30万円となった。