ジンジブは12月1日、「お金の価値観」に関する調査結果を発表した。調査は11月7日~11日、同社が東京・大阪・名古屋・福岡の4都府県で開催した、高卒社会人1年目向け研修プログラム「ROOKIE’S CLUB」の参加者を対象に行われ、143名の有効回答を得た。
「資産運用(投資・株式など)に興味はありますか?」と質問したところ、37.1%が「興味があるしすでにやっている」(4.2%)、「興味があるが出来ていない」(32.9%)と回答。
資産運用に興味を持ち始めた時期については、半数以上が「社会人になってから」(56.6%)だったが、その一方で「高校3年生」(22.6%)や「高校2年生」(11.3%)など、半数近い43.3%が中学・高校の学生の頃から興味を持っている事が明らかに。また、興味・関心を持った理由を教えてもらったところ、「将来の備えに経済的に不安があるため」(47.2%)が最も多く、次いで「特に理由はない」(34%)、「親・周りの人の勧め」(18.9%)、「友人がしていたから」「学校で習ったから」(ともに7.5%)と続いた。
また、資産運用に「興味がない」(44.1%)と回答した人に理由を尋ねたところ、「特に必要性を感じないため」(50.8%)、「充分に知識が得られてないため」(47.6%)、「損害等のリスクが不安なため」「運用に回すお金の余裕がないため」(ともに19%)が上位となった。
次に、ボーナスについて聴取した。その結果、会社に「ボーナス制度がある」という人は77.6%。そのうち、「2022年冬のボーナスの支給がある」人は49%。前回の「夏のボーナス支給」のアンケート回答と比較すると、「ボーナスがある」の回答が17.2%増加した。
また、2022年冬のボーナスの使い道を聞くと、1位「預貯金」(47.6%)、2位「趣味・娯楽」(32.2%)、3位「買い物(衣類・家電・日用品など)」(17.5%)となった。