ジュエリーカミネは、池田理代子プロダクションと協力し、「ベルサイユのばら」誕生50周年を記念して、星空の神々から祝福と繁栄を授かるジュエリーを散りばめた「ベルサイユのばら」マリー・アントワネットのティアラを完成。11月30日から発売する。販売価格は1億1000万円。

  • 「ベルサイユのばら」マリー・アントワネットの1億円のティアラ

漫画史に金字塔を打ち立てた「ベルサイユのばら」の誕生50周年を記念して、池田理代子プロダクションと株式会社ジュエリーカミネが協力して制作した。18世紀のティアラには、儀式や社交界などの時にティアラについているジュエリーをシーンによって着せ替えて雰囲気を楽しむ習慣があり、その当時を再現してシルバー925で制作。ペンダント部分には取り外し可能とし様々なジュエリーをセットできるようにし、様々なシーンで違った雰囲気を楽しめるよう工夫を凝らしている。

  • ティアラをつけるマリー・アントワネット ©池田理代子プロダクション

中央にはロードライトガーネット83.12ct、全体にパールに大小17個、ダイヤモンド合計10.21ctを施している。制作は日本を代表するデザイナーと職人に依頼。過去に、数々のティアラの制作実績があるデザイナー「八木裕子」、細部にまでこだわり宝石に魂を吹き込むクラフトマン「田中裕万」が約1年の歳月をかけてつくり上げた。

  • PT(プラチナ)ロードライトガーネットダイヤペンダントトップ

大きなペンダントはばらの花びらをイメージ。ミックスカットのロードライトガーネット 83.12ctは妖艶なワインレッドの輝きを放ち、その上のラウンド・ブリリアントカットのダイヤモンド3.00ctが7色の強い光を放っている。

そして周りに取巻いた小さなダイヤモンドたち1.62ctがキラキラとした光の連鎖を放ちながら、ロードライトガーネットとダイヤモンドの2つの輝きをそっと包み込んでいる。なお、このロードライトガーネットは、2018年にジュエリーカミネのスリランカ自社鉱山のラトゥナプラ鉱山(ティリワナキャティア)で採掘されたとのこと。

  • PT(プラチナ)南洋パールダイヤペンダントトップ

サイドに取り付ける可愛いペンダントも薔薇の花びらをイメージ。中央にはマリー・アントワネットが好んだパールを施した。「宝石の女王」と呼ばれるオーストラリア産の南洋パール12.3mmは、深くきらめくシルバーカラーの柔らかな輝きを放っている。

その上のラウンド・ブリリアントカットのダイヤモンド2.04ctと2.01ctは、7色の強い光を放ち、周りに取付けた5つの大小さまざまなダイヤモンドたち0.77ctが、それぞれ異なる輝きでパールを引き立てている。

なおこのティアラは、11月30日から開催される誕生50周年記念「ベルサイユのばら展」(阪急うめだ本店9階)のアートステージのジュエリーカミネ・ショッピングブースにて公開販売される。ブースは「ベルばら展」と同じフロアのアートステージにあり入場無料。「ベルばら展」は有料の展示会となる。