ビッグローブは11月22日、「2022年の忘年会に関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月9日~10日、全国の20代~50代の社会人の男女1,000名(内、働いている有職者811名、専業主婦主夫189名)を対象にインターネットで行われた。
「忘年会に参加したいと思うか」と質問したところ、職場・仕事関係の忘年会では、約8割が「参加したくない」(59.1%)、「あまり参加したくない」(18.6%)と回答。プライベートの忘年会では、「参加したくない」(46.2%)、「あまり参加したくない」(15.6%)が6割強と、職場・仕事関係の忘年会の方が「参加したい」という人が少ない傾向に。
職場・仕事関係の忘年会に「参加したくない」理由を聞くと、「気をつかいたくないから」(40.2%)、「お金がもったいないから」(37.1%)、「時間がもったいないから」(34%)、「勤務時間以外で関わりたくないから」(33.8%)、「コロナ禍だから」(30%)が上位に。
一方、参加したいと思う職場・仕事関係の忘年会を聞いたところ、「料理の美味しい忘年会」(56.7%)、「同期など同世代のみの忘年会」(45%)、「お酒を飲まなくても良い忘年会」(38.6%)、「夜でなく、ランチの忘年会」(35.4%)が上位となった。
次に、「2022年の忘年会の予定」を尋ねたところ、「まだ予定はない」と回答した人の割合は、プライベートで84.4%、職場・仕事関係で85.2%と、いずれも「開催する予定がある」は15%程度という結果に。
また、「忘年会に参加する場合、どの程度の参加人数が良いと思うか」と聞くと、プライベートの忘年会では「4~5人」(43.4%)や「2~3人」(35.6%)が多く、職場・仕事関係の忘年会では「5~10人」(27.9%)、「4~5人」(26.4%)、「2~3人」(22.7%)が多かった。
さらに、「2022年の忘年会を開催する予定がある」と回答した人に「第8波など新型コロナウイルス感染が増加した場合にどうするか(忘年会の参加者は感染者・濃厚接触者には該当せず、第7波の時のように感染者が多い状況を想定)」と尋ねたところ、「予定通り開催すると思う(行動制限、自粛など考えない)」(57.6%)、「開催か中止を検討すると思う」(34.2%)、「中止すると思う」(8.2%)と、「予定通り開催すると思う」が多数派となった。
続いて、「職場の人とのコミュニケーションの活性化として飲み会は必要か」と質問したところ、「必要だと思わない」(34.3%)が最も多く、「あまり必要だと思わない」(24.9%)を合わせると、6割が必要だと思っていないことが判明。
また、「今の時代に忘年会というイベントは必要だと思うか」と尋ねたところ、「あまり必要だと思わない」(31.8%)、「必要だと思わない」(38.2%)を合わせると、「今の時代に忘年会というイベントは必要だと思わない」と考えている人は7割にのぼった。