ウェブギフトが運営する「オフィスギフト」は11月21日、「お歳暮についての世間の本音」に関する調査結果を発表した。同調査は11月4日~7日、10~80代の男女300人を対象に、インターネットで実施した。
お歳暮でもらって嬉しかったものを尋ねたところ、1位は「肉・肉加工品」(78人)だった。「ハムは消費期限も長く、美味しい状態が長持ちするのと、普段高級ハムを買う事は少ないから」「普段買えない肉を自宅で食べられるので、子供が喜ぶ」「ハムはクリスマス時のオードブルに使えて助かります」などの理由の声が挙がった。
2位は「お菓子」(46人)だった。理由は「お茶のお供になり、家事や仕事の合間などでも食べられ家族皆で楽しめるから」「焼き菓子や、チョコレートなど。日持ちするので、急いで食べる必要がないため」などだった。
3位は「お酒」(36人)だった。「ビール、年末年始の人が集まる時にお酒は実用性が高いから」「プレミアム・モルツの特別な高価なもので普段は買えないから」「ウイスキーか焼酎。自分が毎日晩酌をするので」といった声が寄せられた。
4位は「ジュース・コーヒー・紅茶・お茶」(35人)、5位は「フルーツ」(24人)となった。
正直困ってしまったお歳暮について尋ねると、最も多い回答は「お酒」(66人)だった。「家族の全員が普段全くお酒を飲まないからです」「飲めるものと飲めないものがあるから。お酒は自分の好きな物を自分で買いたい」「飲み慣れていない銘柄であることが多く、戸棚の飾りとしてしまい込んでしまうため」などの声が挙がっている。
2位は「油・調味料」(38人)だった。理由は「料理に油をあまり使わない派なので、油を貰っても使い道に困る」「近所のスーパーでも購入できるものだからです」「たくさん頂いても使い切れないと劣化してしまうので、自分のタイミングで購入したいから」といったものだった。
3位は「フルーツ」(35人)だった。「生物なので傷まないか気を配らないといけなかったり、物によってはアレルギーがあるのでどうしようか困ることがある」「普段フルーツを食べる習慣があまりないので気がついたら痛んでいた」「箱にたくさん入っていると食べきれないのと、日持ちもしないのでお裾分けに困る」というコメントが寄せられた。
4位は「海鮮・海鮮加工品」(32人)、5位は「その他」(28人)で、洗濯洗剤や冷凍食品、ふりかけなどが挙がった。
お歳暮に最も求めるものを尋ねたところ、「実用性」(114人)という回答が最も多かった。次いで「好みであること」(105人)、「気持ちがこもっていること」(54人)となっている。
今年、お歳暮を贈る予定はあるか聞くと、56%が「贈る」と回答した。贈る理由は「だいぶお世話になった方であり、これからもお付き合いを続けたいので」「毎年贈っているので」「慣習を大切にしたい」といったものだった。一方、「贈ると相手も気を遣って送らないといけなくなるから」「子どもが産まれて忙しくなったので」などの理由で、44%は「贈らない」と回答している。