アスクルは11月17日、「仕事時のランチや休憩の過ごし方」に関する実態調査の結果を発表した。調査は9月14日~21日、同社運営の事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」に登録している25超の業種を対象にインターネットで行われ、1,290件の有効回答を回収した。

  • ランチを食べる場所

    ランチを食べる場所

ランチを食べる場所を教えてもらったところ、「自席」が51.2%と最も高く、次いで「社内の休憩スペース」(23.6%)、「会議室」(7.2%)と続き、9割弱が職場内でランチを食べていることが明らかに。

また、何人でランチを食べることが多いかを聞くと、「1人」で食べている人が半数超を占め、その割合は、コロナ影響前は51.5%だったが、現在は62.0%と1割増加した。

  • 1日あたりのランチ代の平均金額

    1日あたりのランチ代の平均金額

続いて、職場でのランチの購入方法について聞くと、「お弁当持参」が64.7%とダントツ。次いで「コンビニ・スーパー」(19.5%)、「仕出し弁当」(5.8%)と続いた。

直近3ヶ月間における1日あたりのランチ代の平均金額については、「300円~500円未満」(39.5%)、「0~300円未満」(31.2%)、「500円~700円未満」(19.1%)が多く、その平均額は413円という結果に。新型コロナウイルスによるランチ代への影響について調べたところ、85.7%がコロナ前と「変わらない」と回答。「減った」人は8.0%だった。

  • 普段昼休み・休憩時に行っていること(ランチ以外)

    普段昼休み・休憩時に行っていること(ランチ以外)

次に、ランチ時間を含めた昼休みの時間を聞いたところ、平均47.1分となり、コロナ影響前(47.7分)とほぼ差異はなかった。

普段昼休み・休憩時に行っていること(ランチ以外)を教えてもらったところ、「PC・スマホ・タブレットを見る」(68.7%)や「コーヒーやお茶を飲む」(63.0%)が多い結果に。一方、休憩時に行いたいこととしては、やはり「PC・スマホ・タブレットを見る」(55.5%)が最も多く、次いで「昼寝・休憩」(50.5%)、「ヒーやお茶を飲む」(50.2%)と続いた。

さらに、「PC・スマホ・タブレット」で何をしているのかを聞いたところ、「LINEやメール」(70.9%)、「ニュースのチェック」(64.1%)、「SNS閲覧・投稿」(43.5%)が上位に。年齢別にみると、若年層ほど「PC・スマホ・タブレットを見る」比率が高い傾向に。

  • 休憩時間を有意義に過ごしていると思いますか?

    休憩時間を有意義に過ごしていると思いますか?

また、「休憩時間を有意義に過ごしていると思いますか?」と聞くと、69.8%が「有意義に過ごしている(ややを含む)」と回答。休憩時間における満足度の高い人からは、「黙食になったので自分の時間が増えた」「お昼寝を実施し、午後からの作業効率をはかっている」「透明板と距離はあるものの、最近では話もある程度できるようになった」「自宅で時間を有効活用できている」といった声が寄せられた。

業種別にみると、「土木・建設」(90.7%)、「介護・福祉」(88.9%)で休憩時間の満足度が高く、一方低かったのは「教育」(64.1%)だった。