俳優の仲野太賀が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ジャパニーズスタイル』のメイキングコンテンツ『ウラジャパニーズスタイル』#3「舞台裏にもドラマが! 前代未聞の一発撮り! 役者の挑戦に密着! 前編」がこのたびTELASA(テラサ)で配信スタートした。

  • 左から仲野太賀、菅田将暉=テレビ朝日提供

限られた場面設定、登場人物で展開する連続ドラマ“シットコム”ことシチュエーションコメディにテレビ朝日が初挑戦する『ジャパニーズスタイル』(毎週土曜23:30~)。さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に、実際に観客を入れて30分間ノンストップ、ほぼ本番一発勝負の群像劇が繰り広げられていく。

今回は第1話から第4話までの舞台裏に密着。撮影の合間にこぼれるキャスト陣の赤裸々なコメントから、過酷な撮影の実態が明らかになる。9月某日、ある倉庫に10日間かけて作られた「虹の屋」の本格セットで、仲野を筆頭としたキャスト陣がリハーサルを行っていた。この日はついに観客を入れての本番撮影。リハーサルで新たな動きが追加されることもあるため、細かい箇所まで監督からの指示が入り熱が入っている。思わぬハプニングもあるが、あえてネタとして生かしていくなど現場には「シットコム」ならではの魅力が。

舞台裏ではKAZMAと柄本明が仲睦まじい様子を披露するなどリラックスムードもありつつ、本番を目前にすると「吐きそう(笑)」(市川実日子)、「昨日寝れなかった」(石崎ひゅーい)、「超不安です! 怒られないように頑張ります」(KAZMA)と緊張はピークに。本番前には前説であるモノマネ芸人・JPが登場し、観客のテンションを上げていく。

松尾諭がゲスト出演を果たした第2話では、松尾の実話をもとにしたエッセイ『拾われた男』がドラマ化された際に主人公を仲野が演じた縁もあり、冒頭すぐから2分半ほどの2人のやり取りは息ピッタリ。「最初は嫌だったけど(笑)、実際やってみると楽しかった」(松尾)、「ちょっと変な感じでした。途中“あ、この人を演じてたんだ……”とふと思う時があって(笑)。でも本当に楽しかったです」(仲野)と語った本番後のインタビューも届ける。第3話ゲストの菅田将暉×仲野×石崎スペシャル対談未公開場面からは、仲野が「助けられた」という菅田がカエルのオブジェを持ち上げる場面についてのマル秘エピソードも。2人はいったいどのように芝居を完成させていったのか、その過程を追いかける。「夢みたいな一日でした」と語った菅田のソロインタビューにも注目だ。