JR西日本グループのJR西日本イノベーションズと、IP(知的財産)開発を行うCHETグループは、歴代の鉄道車両をモチーフとしたボーダー柄のデザイン「TLINE(トライン)」を新たなブランドとして発表した。

  • ボーダー柄デザインの新感覚ブランド「TLINE」が始動

両社は「鉄道IPを活用したコンテンツ事業に関する基本合意書」を締結しており、これにもとづく取組みの一環で「TLINE」ブランドが始動。歴代の鉄道車両の側面カラーリングをボーダー柄に落とし込み、さまざまなグッズ等に展開できるデザインに仕上げた。JR西日本管内で活躍する381系「やくも」、キハ189系「はまかぜ」、281系「はるか」、283系「くろしお(オーシャンアロー)」、キハ187系「スーパーおき」の全5車種をモチーフとしている。

商品監修は「鉄道BIG4」の1人、ホリプロマネージャーの南田裕介氏が担当。「今回の企画のコンセプトは、ラインだけで鉄道を感じていただこうというもの」「まず第一弾は、西日本エリアで活躍する特急列車のTLINEです。この配色を見てどの特急か思いをはせてみてください」とコメントを寄せている。

  • ボーダー柄のデザインを活用したグッズの例

  • デザイン化された車両のひとつ、381系「やくも」

「TLINE」のデザインを活用した第1弾のグッズとして、カードケース、ハンドタオル、缶バッジをそれぞれ5種類ずつ制作。スマートフォンやパソコンから参加できるはずれなしのオンラインくじ「TLINEスクラッチ」として販売する。1回あたりの価格は、カードケース2,200円、ハンドタオル1,350円、缶バッジ350円。販売期間は12月17日までとなっている。