アリナミン製薬はこのほど、1年以内にかぜ症状経験のある人を対象に、「かぜの意識・対処調査」を実施。9月22日に発表した「かぜの意識・対処調査」結果第一弾に続き、第二弾として結果を公表した。

  • 「かぜのときは、寝て治すのがいちばん!」

同調査は2022年8月18日〜8月22日、全国の直近1年以内にかぜ症状を経験した20〜60代男女1,000人を対象にインターネットリサーチにて実施。調査協力会社はクロス・マーケティング。

かぜに対する考えを聴取したところ、「かぜのときは、寝て治すのが1番だと思う」は84.0%、「かぜを治すには免疫力や自然治癒力が大事だと思う」は84.3%の回答がみられ、多くの人が持っている意識であることがわかった。

  • 寝る理由は「自然治癒力や免疫機能を活かし、治りが早くなる」

また、「かぜのときは、寝て治すのが1番だと思う」と回答した人にその理由を尋ねたところ、体力を温存し自然治癒力や免疫機能を活かすことがかぜを早く治すことに繋がり、自然な対処であると感じている人が多いようだ。

  • かぜをひいたときは、約半数が「夜にいつもよりたくさん寝て対処」

実際の行動について聞くと、「かぜの時は睡眠時間を長くとるようにしている」は82.4%となり、かぜのときに睡眠をとることは多くの人に根付いた行動だといえる。

  • 睡眠時間は普段に比べ約2時間増

具体的には、普段は23〜24時に就寝している人が多いが、かぜのときは21〜22時と少し早く就寝する人が多い。それに伴い睡眠時間の平均は普段は6.5時間のところ、かぜのときは8.8時間と2.3時間長くなっている。

  • かぜのときに寝られない経験をした人が6割

しかし、「かぜの時に、寝たいのに寝られない・寝付きが悪い」経験の有無について聞いたところ、62.6%の人があてはまると回答した。

  • せき・鼻づまり・のどの痛み・発熱が眠りを妨げている

その際に眠りを妨げている症状の上位には「せき」「鼻づまり」があげられた。かぜのときにせっかく早く就寝しても、寝られない悩みが浮き彫りとなっている。