Miraieはこのほど、20~60代のフリーランスITエンジニアを対象とした「フリーランスエンジニアとして働く上で求めること」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2022年8月9~12日、有効回答は1,010人。
300万円未満の割合が最も多いのは60代
現在の年収を聞くと、20~30代は、1位「300万円以上500万円未満」(34.4%)、2位「300万円未満」(28.4%)、3位「500万円以上700万円未満」(23.2%)となった。
40代は、1位「300万円未満」(36.5%)、2位「300万円以上500万円未満」(25.5%)、3位「500万円以上700万円未満」(19.6%)となった。
50代は、1位「300万円未満」(34.1%)、2位「500万円以上700万円未満」(23.8%)、3位「300万円以上500万円未満」(19.1%)となった。
60代は、1位「300万円未満」(42.7%)、2位「300万円以上500万円未満」(22.9%)、3位「500万円以上700万円未満」(14.6%)との順に。500万円以上の割合が最も多いのは50代、300万円未満の割合が一番多いのは60代となった。
自身のスキルとのマッチング以外で、案件を選ぶ上で重視しているポイントについては、1位「単価」(47.4%)、2位「スキルアップできる環境」(32.2%)、3位「開発するシステムやプロジェクトの内容」(31.0%)と続いた。
最終的に案件選びの決め手となることが多いポイントについては、1位「単価」(23.4%)、2位「開発するシステムやプロジェクトの内容」(11.8%)、3位「スキルアップできる環境」(10.4%)との結果に。同調査では「先程と同じように、単価を重視して選ぶ傾向があるようですが、その割合は2割程度と、決定的な"決め手"とまではいえないようです」と推測している。
一方、「この要素があると引き受けたくない」と思う案件については、1位「作業量/負荷が重い」(34.3%)、2位「相場と比較して単価が低い」(31.5%)、3位「希望しない作業工程が含まれる」(26.4%)となった。