ポール・スミスは、ブランド初となるホームフレグランスコレクションを発売する。ポールの最もかけがえのない思い出をインスピレーションに香りをつくり、自身の色や大胆なデザインへの愛を反映させたという。コレクタブルで再利用可能な容器に入ったキャンドルとディフューザーとなっている。

  • スモールキャンドル

今回発売される4つの香りは、それぞれがポールの最も印象的な思い出に基づいて調香され、デザイナー ポール・スミスの世界へと誘う。香りの名前は、ポールの英国的なユーモアのセンスを思わせるもので、ラインナップは以下の通り。

  • ラージキャンドル

「Botanist(ボタニスト)」は、ポールがノッティンガムに最初に開いたショップで販売していたクリーンなテーラリングからインスパイアされた。ハイチ産のベチパー、モス、レモンが調合され、刈りたての草や緑を思わせるフレッシュな香り。

「Bookworm(ブックワーム(本の虫))は、ポールのオフィスにある本や書類の山からインスピレーション。図書館やアンバーの香りを想起させる。ジャマイカ産ピメントベリー、グレープフルーツ、シダーウッドを調合。

「Early Bird(アーリーバード)」は、ポールのロンドンのショップに施されている再生鉄の外壁や、曇りの朝、舗道に降り注ぐ雨の香りを再現した。インドネシア産パチョリオイル、アイリス、レインアコードをブレンド。

「Daydreamer(デイドリーマー)」は、ポールの長いサマーホリデーをイメージし、ハーブガーデンやゴールデンアワーの陽光溢れる野原でのサイクリングを思い起こさせる。フレンチ産ラベンダーオイル、クラリセージ、バーベナを調合した。

2トーンカラーのガラスで巧みに作られたディフューザーやキャンドルは、花瓶やジャーとして再利用できるように意図的にデザイン。また、蓋は熱やこぼれから天板を保護するコースターとしても活用できる。光と色の相互作用は、印象的な容器をデザインする際のキーポイントとなっており、容器に光を当てるとほのかにポール・スミスのシグネチャーストライプを想起させるという。

それぞれの香りは、一本芯のキャンドル(240g)が11,550円、三本芯のキャンドル(1kg)が38,500円、リードディフューザー(250ml)が16,500円で展開。ポール・スミス公式オンラインショップ、並びに一部のポール・スミスショップにて発売している。