JR東日本東北本部は2日、全線運転再開した只見線において、多くの利用があることから、会津川口~只見間で一部列車の延長運転を行い、混雑緩和を図ると発表した。実施時期は11月3・5・6・12・13日の5日間とされている。JR東日本新潟支社も、11月12・13日に只見~小出間で臨時列車を運転すると発表した。
只見線は10月1日の全線運転再開後、多くの利用者で混雑している状況だという。これまでの利用状況を踏まえ、上下各1本の列車で運転区間を延長するとともに、通常の2両編成から3両編成に増車しての運転を実施する。
対象となる列車は、会津若松駅7時41分発・会津川口駅9時40分着の下り普通列車と、会津川口駅12時29分発・会津若松駅14時15分着の上り普通列車。11月3~13日の土休日、会津若松駅7時41分発の下り普通列車は会津川口駅から延長運転を行い、只見駅に10時43分に到着する。
折返しとなる上り普通列車は只見駅を10時57分に発車。会津川口駅から通常の列車と同時刻で運転され、会津若松駅に14時15分に到着する。延長運転を行う上下各1本とも会津川口~只見間の各駅に停車し、普通乗車券のみで乗車できる。
只見~小出間では、11月12・13日に臨時列車を上下各1本運転。上りは小出駅9時0分発・只見駅10時29分着で運転され、只見駅で同駅10時57分発の会津若松行に接続。下りは只見駅で同駅10時43分着の列車から接続し、只見駅11時15分発・小出駅12時26分着で運転される。両列車とも只見~小出間の各駅に停車する。