LIFULLは10月26日、LIFULL HOME'Sによる築30年超の流通物件の買取再販物件(中古マンションをリノベーションやリフォームして販売すること)における2019年1月〜2022年9月のシェア推移の調査結果をもとにした、中古マンション市場におけるトレンド分析を発表した。

  • 地区30年超の流通物件の買取再販物件数比較

まず、買取再販物件の物件数を調べたところ、2019年9月は824戸であったのに対し、2022年9月では1,787戸と3年間で約2.2倍に増加していた。また、買取再販物件の市場シェア自体も同期間において約1.5倍に拡大しているほか、買取再販物件の掲載社数も約2.4倍となっている。

  • 地区30年超の流通物件の買取再販物件数シェア推移

次に、2022年1月〜9月における「買取再販物件の多い駅」TOP10を算出。1位は新潟県の「越後湯沢」。同駅はスキーリゾートとしてマンションが爆発的に供給されたエリアで、それらのリゾートマンションが買い取られて不動産会社によって再販されているとのこと。

  • 買取再販物件の多い駅ランキング(2022年1〜9月)

2位には埼玉県の「川口」、3位・4位・5位には東京都の「三軒茶屋」「恵比寿」「麻布十番」がランクインしている。