クッションファンデの後に、「パウダーって使ってもいいの?」「パウダーって必要なの?」と疑問をお持ちではないでしょうか。
今回は、クッションファンデの後にパウダーを使うメリットや使い方を解説していきます。 また、パウダーの選び方からクッションファンデの仕上げに使うおすすめのパウダーまでご紹介していきますので、最後まで要チェックですよ。
クッションファンデの後にパウダーを使ってもいいの?
クッションファンデの後は、パウダーを使ってもOKです。 パウダーを使うことで、クッションファンデによるベタつきをおさえてくれます。
また、肌は時間が経つにつれ余分な皮脂が分泌され肌がベタついてきますが、パウダーを使うことで皮脂をおさえ、肌表面をサラサラした状態に保つことができます。
パウダーを上手に使えばクッションファンデの仕上がりがより綺麗になりますので、ぜひ試してみてくださいね。
クッションファンデの後にパウダーを使う3つのメリット
ここでは、パウダーを使うメリットを3つ解説していきます。
メリット1.肌のテカりをおさえる
パウダーを使うことで、皮脂による肌のテカりをおさえることができます。 とくに皮脂腺が多いTゾーン(額や鼻)は、パウダーを使って仕上げることで、肌のテカりを防いで綺麗な状態を長くキープしてくれます。
また、脂性肌(オイリー肌)の人も、クッションファンデの後にパウダーを使うことでメイクを綺麗に保てます。
「せっかくクッションファンデを使うなら、ツヤ感は残したい」という方は、顔全体ではなく部分的にパウダーを使えば、テカりをおさえつつクッションファンデのツヤ感やみずみずしさを残すことができますよ。
メリット2.化粧が崩れにくい
クッションファンデの後にパウダーを使うと、化粧崩れの元になる皮脂や汗をおさえることができます。
クッションファンデを使うと、時間が経つにつれて皮脂が混ざって肌が汚くなりベタベタしてくることもありますが、皮脂を吸着してくれるパウダーを使うことで、朝にメイクをしてからの化粧のもちがよくなります。
「すぐにファンデがドロドロと崩れてきてしまう」と悩んでいる方は、パウダーを活用してみてくださいね。
メリット3.マスクにつきにくい
クッションファンデ後にパウダーを肌につけると、肌の表面がサラサラな状態になります。肌表面がサラサラになることで、クッションファンデがマスクにつきにくくなるのです。
クッションファンデはゆるい液状のファンデーションなので、マスクにべったりとつきやすいという傾向がありますが、仕上げにパウダーを使うことでマスクにクッションファンデがついてしまう悩みを軽減できるでしょう。
クッションファンデの後にパウダーを使う3つのデメリット
次に、パウダーを使うことによるデメリットを3つ解説していきます。
デメリット1.ツヤ肌が保てない
パウダーの使い方によってはクッションファンデのツヤ感がおさえられ、マットな肌に仕上がってしまいます。パウダーは皮脂をおさえるものが多く、ふんわりマットな肌になりがちです。
クッションファンデはツヤ肌に仕上がるのが特徴なので、ツヤ感を大切にしたい人には全顔にパウダーをつけることはおすすめできません。
デメリット2.パウダーが浮く
肌にパウダーをつけすぎると、パウダーが肌に密着しきれず浮いてきます。
しみやシワ、毛穴を隠そうとして厚塗りをしてしまうと、パウダーが余分な皮脂と混ざり、ファンデがヨレてパウダーが浮いてくるのです。
また、選んだカラーが自分の肌の色に合っていない場合も、パウダーが浮いたように見えてしまいます。パウダーのカラー選びと厚塗りにならないように塗ることが重要です。
デメリット3.化粧に時間がかかる
クッションファンデは液体なので、ファンデを塗った後すぐにパウダーをつけると、均一につかずムラになってしまいます。綺麗に仕上げるためには、クッションファンデが肌に馴染むまで数分待つことが大切です。
また、クッションファンデを塗った後すぐに、パフやブラシを使ってパウダーを使うと、パフやブラシにファンデがついて汚れの原因にも。
クッションファンデは時短でベースメイクを仕上げられます。しかし、パウダーを使うとクッションファンデが肌に馴染むまで待ったり、パウダーをつける作業時間が増えたりするので、多少の手間と時間がかかってしまいます。
クッションファンデ後のパウダーの使い方
ここでは、クッションファンデ後のパウダーの使い方とポイントを解説していきます。
1. クッションファンデを塗った後、肌にファンデが馴染むまで待つ
クッションファンデは水分が多いので、肌に馴染む前にパウダーをつけてしまうとパウダーが均一につかない場合があります。 クッションファンデが肌に馴染んでから次に進むのがポイントです。
2. パフまたはブラシにパウダーをつける
皮脂や汗をおさえたいならパフを使い、ふんわり薄づきにパウダーをのせたいならブラシを使いましょう。
パフの場合はパウダーをつけたら手でしっかり揉み込みます。ブラシの場合はクルクルとまわしながら、まんべんなくパウダーをつけていきます。
この時パウダーがパフやブラシにつきすぎてしまったら、手の甲やティッシュの上でトントンと余分な粉を落とすのがポイントです。 パフやブラシにパウダーがつきすぎていると、厚塗りになってしまいシワが目立つ原因に。
また、クッションファンデのせっかくのツヤ感も失われ、マットな肌になってしまうので、つけすぎには気をつけてくださいね。
3. 顔全体にふんわりとのせていく【化粧崩れを防止したい場合】
パフやブラシを使って、パウダーを顔の中心から外側に向かって全体にふんわりとのせていきます。 ブラシを使うと艶やかに、パフを使うとセミマットに仕上がっていきます。
皮脂が気になる人は、皮脂が出やすいTゾーン(額や鼻)や小鼻などをパフでおさえましょう。 毛穴が気になる場合は、パフで顔の下から上に向かって毛穴にパウダーを埋め込むようにのせていくのがポイントです。パウダーを毛穴に埋め込むことによって、皮脂もおさえられるので、化粧崩れの予防にもなります。
一気にたくさんの量のパウダーをつけると厚塗りになってしまうので、最初は薄く軽くのせるようにつけてくださいね。
3. 部分的にパウダーをのせていく【ツヤ感重視の場合】
シワが目立ちやすい目の周り(Cゾーン)や口元のほうれい線は、パフでおさえるようにパウダーをつけていきます。 この時、パウダーを薄くつけていくのがポイントです。 パウダーをたくさんつけてしまうと、かえってシワが目立つ原因になります。
皮脂が多く出やすい小鼻の周りや、マスクで覆われている口元や頬にパウダーをつけるとマスクへの色移り・化粧崩れを防止しつつ、ツヤ感を残すことができます。
また、パールやラメ入りのパウダーを使う場合は、目の周り(Cゾーン)、鼻の頭や鼻筋、頬の高い場所、あごなど顔の高い部分にパウダーを少しのせると、より艶っぽく綺麗な肌に見せることができます。
クッションファンデの後に使うパウダーの種類
ここでは、フェイスパウダーの種類を紹介していきます。
種類1.ルースパウダー
ルースパウダーは、粉末タイプのパウダーです。ふわっと肌にのるので、柔らかい印象に仕上がります。
サラッとしていて軽く、薄づきでナチュラルに仕上げやすいです。 パフ付属の商品が多いため、ブラシを使いたい場合は別で用意する必要があります。
種類2.プレストパウダー
プレストパウダーは、パウダーをプレスした固形タイプのパウダーです。
肌への密着力が高く、皮脂や汗をおさえる効果が期待できます。主にパフで使うタイプが多いですが、ブラシがセットになっている商品もあります。
クッションファンデ後に使うフェイスパウダーの選び方
次は、フェイスパウダーの選び方を紹介していきます。
選び方1.ルースパウダー
ルースパウダーのケースは大きいタイプが多く、粉が漏れてしまうこともあるので持ち運ぶにはやや不便です。外出先でのメイク直し用ではなく、家での朝のメイク用におすすめです。
また、ルースパウダーはブラシでふわっと肌にのせられるので、素肌感のある仕上がりが好みの方はルースパウダーが向いているでしょう。
選び方2.プレストパウダー
プレストパウダーは、コンパクトなケースのものが多く、固形で粉漏れしないので、ポーチに入れて持ち運ぶのにも便利です。外出先やオフィスでの化粧直しに向いています。
ルースパウダーよりプレストパウダーの方が、粉が飛び散ったりつきすぎたりせず、簡単に使うことができます。
また、カバー力も期待できるので、クッションファンデ後に毛穴をしっかりカバーしたいなら、プレストパウダーがおすすめです。
選び方3.パウダーファンデーション
パウダーファンデーションは、その名の通りファンデーションなのでフェイスパウダーではありません。
フェイスパウダーは、メイク後の仕上げに使用してメイク崩れをおさえるためのアイテムですが、パウダーファンデーションは肌の欠点をカバーしたり色ムラを均一に整えたりするためのアイテムで、役割が異なります。
クッションファンデの後にパウダーファンデーションをつけてしまうと、ファンデーションの重ね塗りになってしまいます。そのため、化粧が厚塗りになりシワが目立つ原因にも。
また、パウダーファンデーションはフェイスパウダーよりも油分が多く、クッションファンデ後に使うと重い仕上がりになってしまいます。
クッションファンデの後に使うパウダーとしては、選ばないでくださいね。
自分の肌質や好みに合わせてフェイスパウダーを選ぼう
フェイスパウダーは、メーカーによっては保湿成分が入っているものや皮脂や汗を吸着してくれるもの、パールやラメ入りでキラキラとした仕上がりになるものまでさまざまなタイプがあります。
ご自身の肌質や、仕上がりたいイメージによってお好みで選んでくださいね。
クッションファンデ後におすすめのパウダー3選【プチプラ/ドラッグストア編】
ここでは、クッションファンデ後におすすめのプチプラとドラッグストアのルースパウダー・プレストパウダーを3選ご紹介します。
1.ケイト『フェイスパウダーZ(オイルブロック)』
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出典:amazon
価格 | 1,320円※編集部調べ |
内容量 | 6g |
主な配合成分 | セルロース、コーンスターチ等 |
ケイトのフェイスパウダーZ(オイルブロック)は、テカりやベタつきをおさえ、皮脂崩れを長時間ブロック。高吸油パウダーが余分な皮脂を吸着してくれます。カラーバリエーションは全1色です。
白浮きせずに肌の凹凸を自然にカバーするので、毛穴が気になる人におすすめ。また、サラサラの仕上がりをキープしてくれるので、皮脂の分泌が多い人にもぴったりです。
2.キャンメイク『マシュマロフィニッシュパウダー ~Abloom~』
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出典:amazon
価格 | 1,034円 |
内容量 | 4g |
主な配合成分 | タルク、酸化チタン等 |
キャンメイクのマシュマロフィニッシュパウダー〜Abloom〜は、5色のコントロールカラーで肌をトーンアップしてくれます。皮脂や汗、化粧崩れに強く、さらにSPF19・PA++で日常の紫外線から肌を守ります。 カラーバリエーションは全2色です。
皮脂や汗、肌の乾燥を防ぐ効果が高く、ややマットな肌に仕上がります。 くすみがちな肌に透明感をプラスしてくれるので、素肌感を求めている人におすすめです。
3.マキアージュ『スノービューティー ブライトニング スキンケアパウダー』
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出典:amazon
価格 | 7,150円 |
内容量 | 25g |
主な配合成分 | 4MSK(有効成分)、ノバラエキス、ユキノシタエキス等 |
マキアージュのスノービューティー ブライトニング スキンケアパウダーは、美白ケアの効果が期待できるスキンケアパウダーです。美白(※1)有効成分「4MSK(※2)」配合。 カラーバリエーションは全1色です。
クッションファンデの仕上がりにはもちろん、夜の素肌ケアとしても使えます。 皮脂や油分をおさえるので、セミマットな肌に仕上げたい人におすすめです。
※1 日焼けによるメラニン生成をおさえ、しみやそばかすを防ぐ
※2 4-メトキシサリチル酸カリウム塩
クッションファンデ後の仕上げにおすすめのパウダー2選【デパコス編】
ここでは、デパコスのルースパウダー・プレストパウダーをご紹介します。
1.コスメデコルテ『フェイスパウダー』
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出典:amazon
価格 | 5,500円 |
内容量 | 20g |
主な配合成分 | ビニルジメチコン、メチコンシルセスキオキサン等 |
コスメデコルテのフェイスパウダーは、シルクのようになめらかで、しっとりと肌に馴染みます。毛穴をふんわり隠し、キメ細かく上品に仕上がります。カラーバリエーションは全6色で、それぞれ質感も異なります。
サラサラしていて、ナチュラルな仕上がりになるのが人気のポイント。フェイスパウダーなのにツヤを損なわないので、マット肌にしたくない人におすすめです。
2.クレ・ド・ポー ボーテ『ル・レオスールデクラ』
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出典:amazon
価格 | 9,350円 |
内容量 | 10g |
主な配合成分 | タルク、焼成セリサイト、シリカ、ワセリン等 |
クレ・ド・ポー ボーテのル・レオスールデクラは、透明感と立体感を生み美しい輝きのあるハイライティングパウダーです。うるおいを与え肌をなめらかに整えるスキンケア成分(※)が配合されています。 カラーバリエーションは全6色です。
上品な輝きですが、ラメ感もありキラキラとした仕上がりになります。 カラーバリエーションも豊富で、自分の肌の色に合うカラーを選びやすいでしょう。 ハイライティングパウダーなので、顔全体ではなく部分使いにおすすめです。
※保湿:アルガニアスピノサ核油
クッションファンデの後にパウダーを使い美肌を保ちましょう!
今回は、クッションファンデの後にパウダーを使うメリットや使い方・ポイントを解説しました。 また、パウダーの選び方から仕上げに使うおすすめのフェイスパウダーを、プチプラ・デパコス別にご紹介しました。
クッションファンデ後の仕上げにパウダーを使うことで、メイク後の肌を綺麗に保ち化粧崩れの予防にもなります。 さらに、マスクにクッションファンデがつきにくくなりますので、この記事を参考にして上手にパウダーを使ってくださいね。