紀文食品はこのほど、47都道府県の“鍋”についてまとめた「紀文 鍋白書 2022」を発表した。調査は8月17日~22日、 20代~60代以上の既婚女性5,875名(各都道府県125名/各20代〜60代以上25名ずつ) を対象にインターネットで行われた。
下ごしらえの時間を除いたおでんの調理時間について教えてもらったところ、1位「福岡県」(93.3分)、2位「奈良県」(84.1分)、3位「岡山県」(83.1分)となり、全国平均では60.3分という結果に。
東西別にみると、西日本は、滋賀県・徳島県・長崎県以外の全ての府県で全国平均より長く、西日本の平均は72.1分。東日本は、全国最短の「山形県」が35.6分、最も長い「福井県」で63.5分となるなど、東日本の平均は48.4分。西日本の方が30分以上長いことがわかった。
また、おでんに何種類の種を入れているのかを調べてみると、種類が多い上位は1位「広島県」(9.34種類)、2位「滋賀県」(9.11種類)、3位「千葉県」(8.96種類)。一方、種類が最も少なかったのは「岐阜県」で7.16種類。東西別にみると、東日本は平均8.14種類、西日本は8.34種類と大差なく、全国平均では8.24種類だった。
次に、おでんを「主食として食べる」か「おかずとして食べる」か聞いたところ、全国平均では、おかず派が59.8%、主食派が40.2%という結果に。年代別では、20代がそれぞれ50.0%と半分に分かれており、年齢が上がるほどおかず派が多くなる傾向に。
都道府県別では、主食派が多かったのは1位「愛知県」、2位「大阪府」、3位「東京都」と、日本の3大都市が上位に。一方、おかず派は東日本に多く、1位「福井県」、2位「山形県」、3位「岩手県」「新潟県」「石川県」となった。