アイドルグループ・King & Princeの平野紫耀が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『クロサギ』(10月21日スタート、毎週金曜22:00~)の制作発表が17日、都内で開催され、平野、黒島結菜、三浦友和が出席。平野と黒島が初共演の感想を語った。
黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズを原作とする本作は、詐欺によって家族を失った主人公が「詐欺師を騙す詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。主人公・黒崎高志郎を平野紫耀、ヒロイン・吉川氷柱を黒島結菜、詐欺界のフィクサー・桂木敏夫を三浦友和が演じる。
平野と黒島は2人とも1997年生まれの25歳で、どちらも早生まれ。平野は「実は同い年で、97年の早生まれと聞いてびっくりしました。はるかにしっかりされているので」と印象を述べ、「最近、同世代の方と出会う機会が全くなくて、久しぶりに同い年の人に会ったんです。世間の25歳ってこんなに大人っぽいんだと。想像以上にしっかりされていましたし、どしっと構えられていて、見習わなきゃいけないところがたくさんあるなと思いました」と感心。
一方、黒島も「テレビで平野くんを見ていてすごい面白い方だなと思っていて、実際に会ってみてやっぱ面白いなと思いながら毎日撮影しているんですけど、主演として座長としてしっかりスタッフの皆さんともコミュニケーションをとるし、1人でいるところを見たことないというか、誰かといつもおしゃべりしていて現場の雰囲気を作ってくださるので、現場にいると安心するし、すごいありがたいなと思いながら現場にいさせてもらっています」と称賛すると、平野は「こちらこそありがとうございます。こっちは本当に助かっているばかりなので」と恐縮していた。
また、本作を撮影しているスタジオが2人とも好きだと言い、黒島が「楽屋が畳というのと、ご飯がおいしい」とお気に入りのポイントを挙げると、平野も「全く一緒です。畳の楽屋っていいですよね。落ち着くというか」と同調。三浦も「あそこは好きですね。落ち着きます」と話していた。
黒島演じる吉川氷柱の家で平野演じる黒崎が食事するシーンの話も。黒島は「黒崎がご飯を食べながら会話をするシーンを見ていて、本当においしそうに食べられるなって。気持ちよく召し上がるから見ていてすごく気持ちよかったです。おはぎもおいしそうでしたし、唐揚げも、あんなに大きい唐揚げを食べながらセリフもあって、すごいなと思いながら感心して見ていました」と平野を絶賛した。
平野は照れ笑いを浮かべつつ、「甘いものが好きって原作通りあるので甘いものをバクバク食べながら、ご飯も家庭料理を久しく食べてないのでがっついちゃうという、黒崎の図々しさ、憎たらしさだけど、そこもかわいらしく見えたらいいよねというのが根本としてあったので、そういうところで表現しているのかなと思います」と食事シーンで意識していたことを説明した。