メルセデス・ベンツ日本はこのほど、メルセデス「EQ」(電気自動車=EVのブランド)初のミドルサイズセダン「EQE」の予約受け付けを開始した。納車は2022年11月頃を予定している。
ダッシュ全面がスクリーンに?
EQEはEQモデルとして初となる3ボックスタイプのミドルサイズセダンだ。90.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し航続距離624km(「EQE 350+」の場合、WLTCモード)を実現。最大150kWまでの急速充電(CHAdeMO)に対応している。
同社初のEV専用プラットフォームを新たに設計・開発するだけなく、EVならではのパッケージの有用性をいかしたエクステリアデザインでは空力という機能性も兼ね備えた先進の美しさを表現した。
空力に優れたエクステリアデザインや高効率なパワートレインがもたらす環境性能と、トランクを備えるなど優れた実用性を兼ね備えている。
また、「EQS」に比べホイールベースが短いこととEVならではの低重心により、EQEは操縦性も優れている。さらに、HEPAフィルターを標準装備した空気清浄システムにより、室内の空気はクリーンに保たれる。
ダッシュボード全面に広がるディスプレイ“MBUXハイパースクリーン"をオプション設定。車載バッテリーは外部給電器としても利用可能だ。
メーカー希望小売価格は「EQE 350+」1,248万円、「EQE 53 4MATIC+」1,922万円。