トヨタ自動車は「ハリアー」を改良して10月4日に発売した。今回の改良では予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備とした。10月31日には新たに追加したプラグインハイブリッド(PHEV)搭載車を発売する。

  • 「ハリアー Z」(プラグインハイブリッド車、グレーメタリック)

PHEVに専用色を設定

今回の改良ではプリクラッシュセーフティに、交差点右折時の対向直進車および右左折時の対向方向から横断してくる歩行者を検知する機能を追加した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備とした。

  • 「ハリアー Z“Leather Package"」(ハイブリッド車・2WD、プラチナホワイトパールマイカ)<オプション装着車>

  • 12.3インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus

また、コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオを採用。12.3インチの大画面ディスプレイを設定したほか、車載ナビを搭載。クルマがWi-Fiスポットになる「車内Wi-Fi」や12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイも採用している。

  • 「ハリアー Z」(プラグインハイブリッド車、内装:ブラック/レッド)

新たに設定したプラグインハイブリッド車は、Zグレードに大容量リチウムイオンバッテリーを搭載。モーターによる走行性能を高めるとともに、のびやかで上質な加速と低重心による優れた操縦安定性を実現した。

  • プラグインハイブリッド車 充電イメージ

専用のフロントグリルなどを採用し、専用外板色グレーメタリックを含む4色を設定。随所にブラック塗装を施したほか、内装にはインストルメントパネルからドアトリムへ金属メッシュ質感のダークレッドパイピングオーナメントを採用した。

そのほか、最大1,500W(AC100V)の外部給電システムや後席シートヒーター、床下透過表示機能付パノラミックビューモニターを標準装備している。

メーカー希望小売価格は312.8万円~620万円(PHEV620万円)。