アイドルグループ・ジャニーズWESTの重岡大毅が、4日発売のエンタメ専門誌『日経エンタテインメント!』11月号(日経BP)にソロで初登場した。
今号で同誌ソロ登場となった重岡は、「道に迷ったっていいじゃないか!」と題した9ページにわたるロングインタビューで、俳優活動のこと、初のドームツアーを経験したグループについてなど語っている。
今夏に放送されたドラマ『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系)で主演を務め、“人生に絶望した男”を演じた重岡は、「“死のう”というところに向かってる人を演じるわけやから、台本読んだ時点からカロリーの高いシーンがいっぱいあって、読みながら構えてしまう瞬間が多かった」と役の印象を明かし、「死を意識することで逆に生きるということも考えざるを得なくなるんだろうと思います」と分析して見せた。
また、この2年で『24時間テレビ43 スペシャルドラマ・誰も知らない志村けん』(20・日本テレビ系)や『教場II』(21・フジテレビ系)などの話題作に抜てき、『#家族募集します』(21)でGP帯連ドラ初主演を果たした重岡だったが、「16年に出させてもらった映画『溺れるナイフ』が周りからめっちゃ褒められたんです。なのにそれが上映されてから3年くらい、ソロの演技仕事、全然来んくて。なんでやろ? と思いました」と知られざる苦悩を明かした。
そしてグループ活動においても、最新シングル「星の雨」で、過去最大のヒットを記録したが、「僕はグループのセンターで赤色(メンバーカラー)なのに、あんまりセンター感なかったし。ジャニーズで“ザ・センター”と言えば、Hey! Say! JUMPの山ちゃん(山田涼介)とか、Sexy Zoneの(佐藤)勝利とか、A.B.C-Zのハッシー(橋本良亮)とか……だと思うんだけど、僕は彼らみたいになれる気がしなかった、最初から」とグループ内の自身の立ち位置についても迷いがあったことを告白した。