小田急電鉄とJR東日本横浜支社は、鉄道開業150年を盛り上げる記念企画として、「小田急ロマンスカー・VSEとJR相模線E131系で行く! トライアングルツアー」を11月5・6日に実施すると発表した。
「小田急ロマンスカー・VSEとJR相模線E131系で行く! トライアングルツアー」では、湘南地区で活躍したロマンスカー・VSE(50000形)と、205系からE131系に置き換えられたJR相模線を乗り継ぎ、VSEの撮影や車両基地見学、相模線新旧車両の撮影など行われる。
ツアーは小田急電鉄管轄の海老名電車基地にて、ロマンスカー・VSEの撮影会からスタート。海老名駅からロマンスカー・VSEに乗車し、車両整備機能の中枢を担う大野総合車両所に入線する。大野総合車両所では、整備のために留置する車両や屋根上を確認するための点検台を車内から見学できる。
小田原駅までVSEに乗車し、小田原駅から相模線の車両E131系に乗車。貨物線を経由して茅ケ崎駅へ向かう。茅ケ崎駅に隣接するJR東日本管轄の車両基地にて、引退した205系500番代とE131系の相模線新旧車両撮影会を実施。再びE131系に乗車し、相模線の海老名駅へ向かう行程となる。
ツアーの途中、これまでにない連携企画として、VSEの車内でJR社員による観光案内、E131系の車内で小田急電鉄の係員による乗務員室での信号称呼、運転業務の違いについての実況中継などを行い、移動時間を盛り上げる。両社社員が車内を巡回し、参加者の疑問に答えるなどのイベントも実施。小田急電鉄の係員がデザインしたツアーオリジナル記念品も参加者に用意される。
ツアー実施日は11月5・6日。各日100名の参加を募集する。申込みは10月3日12時30分から始まり、11月5日分はJR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」予約サイト、11月6日分は小田急旅の予約サイトで予約を受け付ける。2名以上で一般席(VSE)を利用する場合、旅行代金は3万円(中学生以上)とのこと。