タレントの今田耕司と女優の中条あやみがこのほど、日本テレビ系新番組『アナザースカイ』(7日スタート、毎週金曜23:00~)の復活初回収録後に取材に応じた。

  • (左から)今田耕司、初回ゲストのUTA、中条あやみ=日本テレビ提供

同番組は、「夢の数だけ空がある。」というコンセプトのもと、ゲストが世界や日本国内のゆかりのある地を訪れる様子に密着し、自身のルーツや人生観・仕事観について本音を引き出していくドキュメンタリー。昨年9月に13年の歴史に幕を閉じたが、番組放送終了後もSNSなどで復活を希望する声が多く、満を持して1年ぶりにレギュラー番組として復活することになった。

復活初回の収録を終え、今田は「もうホーム感ですよね、家に帰ってきた感が半端ないです。すぐに戻れましたね。何か先々週収録した2週間後ぐらいの感覚でやりました(笑)。それくらい『アナザースカイ』という世界観の中にすぐにスッと入れました」とコメント。

一方、3年半ぶりの登板となる中条は「私がいたときのスタッフさんもいらっしゃってうれしかったですし、何より『アナザースカイ』のスタッフさんの作る映像って愛がすごいあるんです。その人のパーソナリティを愛情を持って引き出している映像だなと思って、そのスタッフさんのクオリティの高さも改めてすごいなと思いました」と信頼を語る。

前回MCに就任したときは19歳だった中条だが、今回の収録での進行ぶりに今田は感心。中条は「日テレさんでは『ゴチ』とかで鍛えてもらったので」と成長の背景を明かしつつ、「今日は久々の収録ということで、私自身が張り切りすぎちゃって、スタート前に『やばい、今日空回りするぞ』と思って、自分に『落ち着け!』と言ってました」と、本番に臨んだそうだ。

これまで数々の番組に出演してきた今田だが、「やっぱり『この番組必要だよね』とか『なくなってしまって残念』とか『また見たい』という視聴者の皆さんの声なしでは絶対復活しないので、どんな番組でも復活するっていうのは、我々の仕事でいうと冥利に尽きます。だから、『アナザースカイ』がこういう奇跡的な形で復活するというのは、うれしいですね」としみじみ。

奇しくも、先輩の松本人志が出演する『クレイジージャーニー』(TBS)も同時期に復活という形となったが、「『アナザースカイ』がすごいのは、同じ金曜23時の全国ネットという元の枠で復活できるので、そこのありがたみがあります」と喜びを噛み締めた。

初回のゲストには、本木雅弘・内田也哉子夫妻の長男で、モデルのUTAが登場。今田は「僕は雑誌とかニュースで拝見することが多かったので、いい意味で印象がガラッと変わりました。クールで海外生活も長いというのと、ご自身のバックボーンがとんでもないサラブレッドっていうイメージがあったので、スポーツに青春を捧げてきて純朴な感じが、都会のセレブの洗練された人というイメージからガラッと変わりました。すごい分かりやすい言葉でいうと、めちゃくちゃいい子でした」、中条は「ちょっと達観している部分もあるんですけど、ちゃんと等身大の25歳というか、ふとした瞬間に出たキャピキャピ感も見られて、安心しました(笑)」と印象を語っている。