「#ワークマン女子」やキャンプギアなど、ファッションやトレンドを取り入れた商品が注目されるワークマンですが、じつは地味なのに超使える「隠れた名品」が存在しているのを知っていますか?
今回は、秋冬の新作発表会で見つけた地味にすごいアイテムを紹介します。
普段見かける機会の少ない、作業着屋さんならではの専門的なアイテムが並ぶ
キャンプギアなどの話題の商品だけでなく、「おもしろグッズ」「マイナーだけど便利」「本来用途以外のビックリ活用」などモノマニア系アンバサダーがYouTubeに投稿する「#ワークマンじみチャンネル」のコーナーが目に付いた筆者。
職人経験のない身には「なじみの無い珍しいもの」が並び、用途が気になるものばかりです。どんなものかと言うと……。
建さん作業靴2
素足感覚で履ける作業靴「建さん」は、年間50万足も売れるほど人気なワークマンのPB商品です。
シンプルなデザインのこの作業靴が、作業場ではなく大人用の上履きやまさかのジムのウェイトトレーニングで広く使われているのだそうです。また、真っ白な生地なので、ペイントしてオリジナルデザインを楽しむ人もいるのだとか。
サイズは24.5〜28cmまで、カラーはシロ、クロ、コンの3色の展開です。
作業帽子 丸天/八角
作業員のユニフォームである帽子が、「レトロでかわいい」とファッションアイテムとしてコーディネートに取り入れている人が増えているのだそうです。
ワークキャップが性別問わずに人気があることから、リーズナブルでシンプルなデザインの「作業帽子」は初心者さんでも挑戦しやすいのかもしれません。
帆前掛け
八百屋さんや酒屋さんでたまに見かける帆前掛けをワークマンでも取り扱っていました。
絵柄は大黒天、宝船、招き猫、勉強の4種類で、なかなか渋いデザインです。専門職の人はもちろん、海外からも人気で、コロナ前は日本に訪れた外国人がお土産として購入していることもあったそうです。
タバコケース
タバコが濡れたり、潰れたりしないように保管するためのタバコケースは、少し前まではどこの店先でも定番に売っている商品だったのですが、今は取り扱いが少なくなってきているのだそう。
カラーバリエーションが豊富でハードなケースということから、タバコを入れるだけでなく、小銭や飴など小物入れとして使われていることが多いようです。個人的には大ぶりのピアスを持ち歩くためのアクセサリーケースとしても使いたくなる固さとサイズ感でした。
踏抜き防止 カップインソール1足
最後に紹介するのは、防災グッズとして備えておきたいインソール。
釘などの突起物から足を守る、底が固くできたインソールのため、石がゴロゴロした場所でのキャンプや、ガレキの上を歩かなければならない時にサポートしてくれる、心強いアイテムです。
底は硬いのにしなやかに曲がるので、履き心地が良いそうです。万が一に備えて家族分を防災グッズの中に備えておくと安心できるかもしれません。
ファッションアイテムやキャンプギアと比べると光が当たらない商品ばかりを寄せ集めたコーナーでは、意外にも超使えるアイテムが目白押しでした。
欲しい物がなくても、商品を見ながら「こういうシチュエーションで使えそう」なんて考えるのも楽しめそう。店舗によった際には、地味のアイテムを覗いてみると新しい発見があるかもしれません。