マイナビは9月26日、「マイナビ2023年卒学生就職モニター調査8月の活動状況」を発表した。調査は8月25日~31日、2023年卒業予定の全国の大学生および大学院生1,682名(文系男子300名、理系男子427名、文系女子451名、理系女子504名)を対象にWEBで行われた。
23年卒予定の就活生に自分の就職活動を漢字一文字で表してもらったところ、3年ぶりに「楽」が1位となった。21・22年卒はコロナ禍の影響もあり「苦」が1位だったが、23年卒では2位に。以下、3位「耐」、7位「疲」「無」、9位「辛」、10位「迷」など、就職活動の大変さを感じさせる文字が上位にランクインする一方、4位に「努」、5位に「進」「知」など前向きな漢字もランクインした。
また、「あなたの就職活動のテーマ曲」を教えてもらったところ、サンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」が初の1位に。そのほか、2位「栄光の架橋」(ゆず)、3位「何度でも」(DREAMS COME TRUE)、4位「群青」(YOASOBI)、5位「サクラ咲ケ」(嵐)が上位にランクインした。
内々定を保有する学生のうち、内々定辞退の経験がある割合は前年比4.0pt増の64.2%と、2年連続で増加。辞退の連絡をするときの気持ちについて聞くと、「やや気が重いが仕方ない」(31.3%)、「誠意をもって連絡するのが当然だ」(30.7%)、「申し訳ない気持ち」(27.0%)に回答が集中。また、内々定承諾書を出した後に内々定を辞退した経験がある学生も2年連続で増加し、前年比2.3pt増の15.7%となった。
「人生100年時代」と言われるなか、何歳まで働き続けたいと思うか聞いたところ、平均で64.8歳(前年比0.5pt増)という結果に。また、「人生100年時代」に向けた今後の働き方について聞くと、「ワークライフバランスを重視してそこそこ働ければいい」と回答した割合が男女ともに最も多く、男子は35.8%、女子は48.5%だった。