俳優の坂口健太郎、杏らがこのほど、フジテレビ系ドラマ『競争の番人』(毎週月曜21:00~)のクランクアップを迎えた。最終話は、19日に放送される。

  • (左から)加藤清史郎、小池栄子、坂口健太郎、杏、大倉孝二=フジテレビ提供

まずは、杏、小池栄子、大倉孝二が共にクランクアップ。第六審査のキャップ・風見慎一を演じた大倉は「十数年ぶりに月9ドラマのレギュラーの機会をいただき、ありがとうございました(2011年・月9ドラマ『幸せになろうよ』)。本当に楽しんでやらせていただきました。また、ここに戻って来られるように、精進して参りたいと思います!」とコメント。

続いて、第六審査の主査・桃園千代子を演じた小池は「“公取”というなかなか日の目を見ないお仕事が、このドラマで世の中に伝わって、実際に働いている方々にも喜んでもらえたらうれしいなと思います」とコメント。また、本作は初回放送前に全ての撮影を撮りきっていたため、小池は「私はオンエア前に全てを撮りきるドラマというのが初めてなので、どんな感じのドラマになるのか、一視聴者としてすごく楽しみです! 本当にお世話になりました!」と期待を寄せた。

続いて、元刑事で、ダイロクにやってきた白熊を演じた杏があいさつ。新型コロナウイルスの影響もあり、当初予定していた撮影スケジュールを延長して撮影が行われた本作。杏は「途中“大丈夫かな? 終わるのかな?”とみんなで話したり、こんな日が来るなんて想像できなかったんですけど、本当に終わるんだなという気持ちです。それはみんなの頑張りの結晶でしかないなと思います。まだこれから編集作業だったり、全員が最後駆け抜けるまでは、やらなければならないことがたくさんあるかと思いますが、ひとまず私の白熊はここで一区切りということで、本当にお世話になりました!」と一言一言かみしめるように語った。

次にクランクアップを迎えたのは、第六審査・審査官の六角洸介を演じた加藤。「大変お世話になりました。“ダイロク”のメンバーと共に楽しみながら撮影に挑むことができました。僕自身初めてここまで“大人”の役を演じて、大人のキャストの方と、同じ大人の役として現場にいることで初めての経験が多い現場だったので、とても貴重な経験になりました。またどこかの現場でお会いできるように精進致しますので、その時はぜひよろしくお願いいたします。本当にお世話になりました!」と、声高らかに感謝の言葉を述べた。

最後にクランクアップを迎えたのは、小勝負を演じた坂口。この日の撮影をもって、全体のオールアップともなった撮影現場でスタッフから「小勝負勉役・坂口健太郎さんオールアップです!」と声が上がると、現場から大きな拍手が。坂口は「お疲れさまでした! いやー、長かった! 1話ではすごく寒いのに川に入れとムチャブリを受け、最終話では暑い中で涼しい顔をして頑張りました(笑)! 無事に完走できたことをとてもうれしく思います。みなさん次の作品から僕がいないと心にぽっかり穴が空いちゃうと思いますけど、そこだけ歯を食いしばって(笑)。また次の作品でお会いしましょう! お疲れさまでした!」と坂口らしい愛にあふれたメッセージで現場を締めくくった。

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