マーケティングフルサポートは9月14日、「教師・講師の方を対象とした働き方に関する調査」の結果を発表した。同調査は8日16日~20日、クラウドワークスに登録している教師・講師329人を対象に、インターネットで実施した。

  • 就業形態

就業形態について尋ねたところ、32%が「正社員・常勤」、30%が「フリーランス・個人事業主」、26%が「パート・アルバイト」、11%が「契約・非常勤」と回答した。

教師・講師に教えている対象と内容について聞くと、「子供や学生を対象とした学校外の教育(例:学習塾講師、予備校講師、家庭教師など)」(27%)が最も多く、次いで「子供や学生を対象とした習い事系(例:スポーツ、音楽、語学など)」(20%)となった。

年収について尋ねると、59.0%と半数が「300万円未満」と回答した。コロナ以降の年収について聞くと、「変わらない」は47%、「減った」は45%だった。コロナ以前、以降のオンラインの仕事について尋ねたところ、56%は「増えた」、41%が「変わらない」と答えている。

  • 現在の年収

自分の講師・教師としての「強み」について尋ねたところ、「性格、人間性」(150人)が最も多く、続いて「スキルがあること」(124人)、「レッスン・講座内容」(104人)と続いた。

  • 自分の強みは何だと思うか

講師・教師の仕事を続けたいか聞くと、80.4%が「続けたい」と答えた。理由は「教えることで自分の学びにもなる」「教え方や教材作りの工夫といった仕事上の努力の成果が手に取るようにわかる」「子供の成長を見るのが楽しいから」などだった。

一方、「講師・教師の仕事は続けたくない」と回答した人は19.6%だった。理由としては「収入が低くストレスが非常に溜まるから」「時間と労力がかかる為給料と見合わない」「生徒以外の先生同士の人間関係が希薄」などが挙げられた。

  • 講師・教師の仕事を続けたいか