NHK連続テレビ小説のバトンタッチセレモニーが14日、NHK大阪放送局で行われ、10月1日に最終回を迎える『ちむどんどん』のヒロイン・黒島結菜と、10月3日にスタートする『舞いあがれ!』のヒロイン・福原遥が出席した。

  • 左から福原遥、黒島結菜

『ちむどんどん』青柳暢子役の黒島は、最終回に向けて「『ちむどんどん』は暢子がまた一つ新たな決断をし、物語がどどどっと進んでいきます。暢子が人生でどういう選択をするのか、そして、家族の話なので、4兄妹がそれぞれの道で人生での幸せを見つけていきますので、そこに注目して見て頂けたらうれしいなと思います。最後までよろしくお願いします」とコメント。

『舞いあがれ!』岩倉舞役の福原遥は、放送スタートに向けて「舞という女の子が夢を見つけてその夢に向かって自分のペースで一歩一歩進んでいくその成長を見ていただき、少しでも皆さんに勇気だったり笑顔を届けて今日一日頑張ろうと思ってもらえるような作品になればいいと思います。また、ものづくりの町・東大阪や自然いっぱいの五島列島の魅力がたくさん詰まっていると思うので、そちらも楽しんでいただければいいなと思います」と意気込んだ。

そして、福原が黒島に「『ちむどんどん』は毎朝撮影に来る前に見ていて、『暢子ちゃんが頑張っているからわたしも頑張ろう』と元気をもらっています。毎日の撮影は体力勝負だと思いますが、日々自分の中で心がけていたことがあったらアドバイスをいただきたいです」と尋ねると、黒島は「スタッフ、キャストが仲がよいチームだったので現場にいるのが楽しくて、みんなに支えてもらいながら1年間撮影できたなと思っています。心がけていたことは、ちゃんと目を見てなるべくひとりひとりの顔を見て挨拶することです。今日もみんなに会えたなということが自分の支えにもなっていたので挨拶は当たり前のことですが意識していました」と答えた。

恒例のプレゼント交換も実施。黒島は「やんばるの草木染めショール」を、福原は「長崎・五島列島の風景を映し出したステンドグラス」をプレゼントした。

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