法人クレジットカード情報メディア「法人カード調査部」(ナレッジソサエティ運営)は9月6日、法人クレジットカードに関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2022年5月6日~6月23日、調査対象は法人クレジットカード(事業決済用クレジットカード)を使用している20代~60代、有効回答は158人。
75.4%が「年会費が有料でも問題ない」と回答
現在使っている法人カードを尋ねると、1位「三井住友カード ビジネスオーナーズ」(28人)、2位「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」(23人)、3位「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」(22人)となった。なお、楽天ビジネスカードは個人カードとの2枚持ちが前提であり、法人カードのみでは契約できないため上位カードとして取り上げていない。
保有カードをカード会社ごとにまとめると、約5人に1人は「三井住友カード」(44人)、または「アメリカン・エキスプレス」(43人)の法人カードを保有していることがわかった。
法人カードの平均保有枚数は1.3枚だった。
法人カードに求めるものは、1位「経理の簡略化」(22.8%)、2位「ポイント還元」(22.3%)、3位「年会費の安さ」(13.4%)との結果に。また、「コンシェルジュ特典」(6.4%)、「ステータス性」(6.7%)といった上位カードの特典を求める人も計23.7%に上った。
ステータス性の高いカードに興味がある人は57.0%。このうち38.6%が「同じ年会費ならゴールドよりプラチナの方がいい」と回答した。
法人カードで許容できる年会費の金額を聞くと、「年会費が有料でも問題ない」が75.9%と圧倒的に多く、「絶対に年会費無料がいい」は24.1%にとどまった。また「年会費が有料でも問題ない」と答えた人のうち、38.6%は年会費が1万円を超えても問題ないと回答した。