識学は9月1日、「転職後の幸福度調査」の結果を発表した。調査は6⽉28⽇〜30⽇、過去3年以内に転職した経験がある22〜59歳までの会社員1,000名を対象にインターネットで行われた。
勤務先の企業に対して満足しているか聞いたところ、77.2%が「思う」「まぁまぁ思う」と回答。一方で、転職後、勤務先の企業に対して「不満を感じたことが(少し)ある」という人も78.5%と、8割近くいることが明らかに。
また、59.7%が転職後に「後悔・失敗した」と感じており、その理由として「給与が思ったより低かったから」(34.7%)、「組織の風土が合わなかったこと」(22.8%)、「思い描いていた役職・業務内容と異なっていたから」(19.9%)が多くあがった。
続いて、転職サービスを実際に利用した中で、うたい文句と実態が違っていたことを教えてもらったところ、「やりがいのある仕事」(21.2%)、「成長できる環境が整っている」(20.7%)が上位に。やりがいと成長環境がきちんと備わっている企業を見極めることは、実際には難しいよう。
また、次の転職先選びで重視することを聞いたところ、「給与が上がるか」が最も多く51.6%。次いで「職場の人と良好な関係を築くことができそうか」(35.9%)、「経験やスキルが活かせるか」「やりがいのある仕事に就けるか」(ともに34.0%)、「一緒に働きやすい上司がいるか」(33.9%)と続いた。