タキイ種苗は8月25日、「2022年度 野菜と野菜菜園に関する調査」の結果を発表した。調査は7月4日〜7日、20歳以上の男女600人を対象に行われたもの。

  • あなたは野菜が好きですか?

まず、野菜が好きかどうか聞いたところ、40.5%が「大好き」、49.5%が「どちらかといえば好き」と合わせて9割が好きだと回答した。好きな野菜については「じゃがいも」(76.0%)が1位に。「じゃがいも」が支持された理由としては「おいしいから」が93.8%で最も多く、次いで「その野菜を使った料理が好き」「料理がしやすいから」(各43.8%)が続いている。嫌いな野菜の1位は「セロリ」。

  • 大人が好きな野菜・大人が嫌いな野菜

12歳以下の子どもがいる人に、子どもが野菜好きかどうか尋ねると、「大好き」(15.1%)、「どちらかといえば好き」(43.7%)の回答が合わせて58.8%となった。子どもが好きな野菜については、「じゃがいも」が56.8%で最多に。好きな理由は、「おいしいから」が75.9%、「その野菜を使った料理が好き」が37.9%で上位となっている。

次に、家庭菜園で野菜を作ったことがあるか聞いたところ、経験率は計46.5%となった。家庭菜園の未経験者に、「家庭菜園に関心があり、家庭菜園で野菜を作ってみたいか」を尋ねると、計33.7%が野菜を作る事に前向きな反応を示した。

  • 家庭菜園で野菜を作ったことがあるか・家庭菜園で野菜を作ってみたいと思うか

家庭菜園を現在実施している人に始めた時期を聞いたところ、約2割が今年の春以降である事が分かった。今後も続けたいか・趣味にしたいかという質問では、55.3%が「続けたい・趣味にしたい」、36.4%が「ややそう思う」と回答。合わせて91.7%が継続意向を示している。

  • 家庭菜園を始めたのはいつ頃か・今後も家庭菜園を続けたい/趣味にしたいか

さらに、家庭菜園を経験して、実際に行動したことについて尋ねると、「庭付き住宅への引っ越し」「新たに畑を購入する」「新たに畑を借りる」という回答が各6.1%あったほか、「(家庭菜園用の)耕うん機を購入する」という人も4.5%いた。

野菜の値上がりを実感しているかという問いでは、59.8%が同意。一方で、コロナ禍で野菜の摂取量に変化があったかという質問では、コロナ前より野菜の摂取量が増えたという回答が16.0%見られた。

食品の値上げへの対応方法については、「値上げの影響の少ない食材を使う」の回答が48.0%で最多であった。

  • 野菜の値上がりを実感しているか・コロナ禍で野菜の摂取量に変化はあったか・食品の値上げに対し、今後どのような方法で対応していきたいか

野菜を購入する際に、包装がない(少ない)ものに抵抗を感じるか尋ねてみると、計79.7%が抵抗を感じないと回答している。また、野菜の購入の際に包装がない(少ない)方が良いと思うかについても、「放送がない(少ない)方がいい」という人が合わせて56.5%であった。

野菜に包装がない(少ない)ものに抵抗を感じる理由は、「衛生面が心配だから」(87.8%)、野菜に包装がない(少ない)方が良いと思う理由としては「地球に優しいと思うから」(67.3%)がそれぞれ最多となっている。