大学院生のキャリアを支援する「アカリク」は8月23日、「24卒理系学生『就活動向調査』」を発表した。調査は6月10~19日、アカリクに登録する2024年新卒の理系学生272人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず「現在の就職活動に対する意識」を聞いたところ、「すでに就職活動をしている」(49.3%)、「そろそろ就職活動を始めたい」(37.5%)、「就職活動は行っているが思うように進んでいない」(10.7%)などだった。
そして「企業への応募ですでに行っているものを全て選択してください」と聞くと、「自主応募」「インターン経由などでの早期選考」「逆求人サイトなどでのスカウトからの応募」「就活イベント経由での応募」という回答が多かった。また「いずれも行っていない」という回答も多数を占めた。
また、「就職活動について今知りたいこと」を尋ねると、「ESや面接・自己PRについて」「自身の経験・能力がどのように活かせるか」「志望企業の業務内容や社内の雰囲気などの情報」などが挙がっている。
次に「就職先について、アカデミアと民間のどちらに進むことになると思うか」と聞いてみると、「民間企業に進みたい」(71.7%)が最多となっている。
さらに「民間就職を検討する際に特に志望している業界」を尋ねたところ、「メーカー(化学・ライフサイエンス系など)」「メーカー(機械・電機系)」「IT業界」がトップスリーに。
また、「志望職種」は「研究開発職」「技術職(品質管理・生産管理・工程管理など)」「設計開発職」が上位を占める結果になっている。