ライズ・スクウェアは8月4日、「就いてよかったと思える仕事に関する意識調査」の結果をランキング形式で発表した。同調査は6月17日~18日、就業経験のある全国の男女500人を対象に、インターネットで実施した。

  • 女性(321人)が就いてよかったと思える仕事ランキング

就業経験のある女性321人に「就いてよかったと思える仕事」を聞いたところ、1位は「接客・販売」、2位は「事務」、3位は「教師・講師」であった。

「接客・販売」(86人)と回答した人からは、「お客様から感謝されるのが嬉しい」という意見が多数寄せられた。また、「マナーが身につく」「効率的な仕事の進め方がわかった」「トラブルやクレームの対応に慣れた」など、他の職種でも活かせるスキルが身についたというコメントもあった。

「事務」(49人)と回答した人のコメントは、「仕事で身についた知識やスキルが転職に活きた」「仕事に関連する資格を取得できた」「座ってできる」「エアコンで効いた部屋で働ける」といったものだった。

「教師・講師」(19人)と回答した人からは、「生徒の成長にやりがいを感じる」「生徒が目標を達成したとき、一緒に喜べる」というコメントも。

その他、4位には「医療系事務」(18人)、5位には「介護・福祉職」(13人)など、対人業務が多い職業がランクインした。

  • 男性(179人)が就いてよかったと思える仕事ランキング

一方、男性179人に「就いてよかったと思える仕事」を聞いたところ、1位は女性と同じく「接客・販売」(43人)、2位は「医療系専門職」(12人)、3位は「製造」(11人)であった。

「接客・販売」と回答した人のコメントは、女性と同様、「コミュニケーション能力が身につく」「直接感謝してもらえるのがよかった」といったものだった。

「医療系専門職」と回答した人からは、「人の役に立てるのが嬉しい」という声が多数集まった。また、「給与が安定している」という意見もあった。

「製造」と回答した人からは、「仕事が覚えやすい」「定時に終わる」など、働き方が楽だという声が圧倒的に多かった。

その他、4位には「事務」(10人)、5位には「営業」(9人)がランクインした。