中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)が、きょう2日に放送。ゲストに、松嶋尚美、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が出演する。

  • 「夢の中へ」のエアコンを撮影する客たち=中京テレビ提供

真夏にエアコンが故障し、2週間にわたり灼熱の中で営業を行った静岡・沼津のスパゲティ屋「夢の中へ」。エアコンの故障から設置までのてん末がテレビで放送されると、店のエアコンは“日本一有名な普通のエアコン”となり、全国のほか、海外からも訪問客がやってくるほど。ついには無病息災を願うパワースポットにもなり、お祈りをしていく客が出るまでになった。

だが、新たな危機が「夢の中へ」を襲う。現在の場所から来年5月で立ち退きを余儀なくされたという。店主から今後について相談を受けるディレクター。別の場所で店を続けるのか、それとも店を畳むのか。店主の決断はいかに――。

鳥取県倉吉市で、栄養ドリンクや果物、惣菜などが次々と出てくる圧倒的なサービスと、「人生はたらいの中の水」という名言を残した店主が営む「すぎちゃん」にも大きな動きが。「ホルモンうどん」(880円)が名物の「すぎちゃん」は放送後、客の数が増えたこともあり、席数2倍、しかも倉吉駅から徒歩3分という好立地で営業することになった。

「今度の店は100歳まで」と笑顔で話すすぎちゃん。そのバイタリティの秘けつを聞くと「私はとにかく人と話をするのが好き。だから永遠に続けたい」と屈託なく話してくれる。「そばめし」(700円)や、黒毛和牛を使った「そずり肉鍋」(4~5人前4,000円)といった新メニューも増えるなど、まだまだ精力的なすぎちゃんと、それを支えるみやちゃんのコンビは移転後も健在だ。

富士山のふもと、静岡県御殿場市にあるお食事処は、厨房から「はーーーい」と威勢の良い掛け声が飛んでから少しすると、客の眼の前に言葉を失うほどの巨大なかき揚げが現れる。その大きさは一般的なかき揚げの32個分、具材はタマネギ1.2kgに、ミズナ2束、ニンジン、桜エビを使用。「ひとつは座布団、もうひとつは掛け布団」と店主が説明するように、円状の揚げ鍋と四角形のフライヤーを全面に使い、丸と四角、形状の異なる2種のかき揚げを重ねて提供する。

総重量4kgにも及ぶこのかき揚げは、シェア&お持ち帰りOKで、定食は1,650円、単品でも1,430円という安さもポイント。味も「うまい。あっさりしている」と評判だ。誰が揚げても均一のサイズにするため、フライヤーをめいいっぱい使った」と店主は語る。ちなみに厨房から大きな声を出しているのは、「ボス」と呼ばれるベテランのバイト。誰よりもキビキビと動くボスの大きな声も、お店の魅力となっている。