パーソルイノベーションが運営する副業人材マッチングサービス『lotsful(ロッツフル)』は7月28日、「副業が本業に与える影響調査」の結果を発表した。同調査は6月27日~28日、副業経験のある20代~40代の会社員550人を対象に、インターネットで実施した。

  • これまで副業を経験したことで、所属企業への考え方についてどのような影響がありましたか

副業を経験したことで、所属企業への考え方についてどのような影響があったか尋ねたところ、最も多い回答は「所属する企業への好意が高まった」(34.8%)だった。次いで「特に変化なし」(23.6%)、「所属する企業でより長くはたらきたいと気持ちが強まった」(20.6%)となっている。「所属する企業への好意が高まった」「所属する企業で長くはたらきたい」を合わせると、55.4%が副業を経験することで、より所属する企業への好意的な気持ちが高まっていることわかった。

「所属する企業への不満が高まった」(10.9%)、「転職したいという気持ちが強まった」(9.8%)など、所属企業へのネガティブな感情を持つ人は約20%となっている。副業することで視野を広げ、客観性を育んだ従業員が、所属企業へのエンゲージメントを向上させていることがうかがえる。

  • 職種別「気づき指数」ランキング

副業を経験したことで、自身の仕事の進め方にどのような気づきや影響があったか尋ねた。「気づきを得られた」とした回答の量を相対化したものを『気づき指数』とし、職種別で『気づき指数』が高かったものをランキングにしたところ、気づき指数が最も高かったのは、「商品企画・開発」だった。

どのような気づきがあったかを職種別で見ると、「商品企画・開発」では「チャレンジすることへの恐怖が小さくなった」が最も多かった。「企業の経営者」では「リーダーシップを意識するようになった」「副業で得た人脈を本業の仕事で生かすことができた」との回答が多い。

「広報・編集」では「仕事の会議などでの発言が増えた」の回答がもっとも多かった。「気づきや影響は特になかった」との回答が「企業の経営者」「商品企画・開発」では0%で、他の職種と比べ、副業によるポジティブな影響を受けやすいことがわかった。