俳優の板垣瑞生が29日、日本テレビのドラマ『ばかやろうのキス』(8月6日スタート、毎週土曜14:30~ ※関東ローカル)の取材に応じ、同世代のキャストがそろった撮影現場の様子を語った。

  • (左から)ゆうたろう、窪塚愛流、板垣瑞生、出口夏希、八木勇征、本田望結

同作は、“Z世代に向けたエール”をコンセプトに描く「Zドラマ」の第2弾。田舎町で暮らす3人の男子が、中学時代に転校したクラスメイトが恋愛リアリティーショーに出演するというニュースを知ることから始まるストーリーで、板垣のほか、出口夏希、窪塚愛流、ゆうたろう、本田望結、八木勇征といったフレッシュなキャストがそろった。

そんな撮影現場について、板垣は「他のドラマでいろんな年齢の方がいると、いい意味でも悪い意味でも、しっかりめに芝居が作られるんです。今回は年齢が近いからこそ、かっちり芝居をしていくというより、自分たちがちょっと前の(学生時代の)経験の勘で撮影していったらいいなというのを現場で感じて、ドラマっぽくないというか、生っぽかったんですよね」と感覚を表現。

続けて、「若い世代向けのドラマにしたいという部分があったので、生っぽいんだけど、ストレートで分かりやすいという、等身大でしかできない作品というのは、今回一緒にやってて面白かったなと思いました」と手応えを述べた。

東京へ転校したヒロイン(出口)が恋愛リアリティーショーへ出演することに心をかき乱される男子高校生を演じる板垣、窪塚、ゆうたろう。自身と役柄の共通点について、板垣は「バカなところは似ていると思います」、窪塚は「僕もバカなところです」、ゆうたろうは「僕は変化球タイプのバカです」と語っていた。