カルビーが7月25日、「サッポロポテト50周年大感謝祭」を商品にゆかりのある北海道札幌市にあるアクティビティリゾート「ワンダーランドサッポロ」で開催。当日の模様を紹介したい。

  • 「サッポロポテト50周年大感謝祭」が開催

サッポロポテトが発売50周年

オープニングの挨拶を行ったのは、カルビーカスタマーマーケティングカンパニー東日本営業本部 本部長 植田剛敏氏だ。

  • カルビーカスタマーマーケティングカンパニー東日本営業本部 本部長 植田剛敏氏

「サッポロポテトは、『かっぱえびせん』の姉妹品として1972年に誕生しました。実はサッポロポテトの『ポ』の半濁音は星マークです。これは札幌市の徽章を由来で縁があります。その札幌市が市制施行から今年で100周年となり、サッポロポテトが50周年とそれぞれ区切りの年ですから、一緒にお祝いをしたいと思い、本イベントをこの場所で企画しました」と開催のきっかけを植田氏は話す。

  • 「ポ」の半濁点が星マーク

続いて、札幌市市長 秋元克広氏が登壇し、「カルビーさんには北海道の農業の活性化に協力してもらったり、商品名で札幌の名前をPRしてもらったりするなど非常に感謝しています。そんな同社と『節目の年』を一緒にお祝いできることは大変喜ばしいです」とコメント。

  • 札幌市市長 秋元克広氏

また、先ほど紹介された「星マーク=五稜星」は開拓使のシンボルとして、市の徽章はもちろん、札幌市時計台、北海道庁の赤れんがなど歴史的な建物、建造物にこのマークが付いているので、市内観光をしながらぜひ見つけてほしいとも話す。

錦鯉の二人がスペシャルゲストで参加

本イベントはファンイベントということもあり、全国から選ばれたおよそ70名24組のアンバサダーたちが集合し、さらに、札幌市制100周年のアンバサダーを務める「2021年M1グランプリ王者」の錦鯉もスペシャルゲストして登場して会場を盛り上げていた。

  • 全国から集まったアンバサダーたち

  • 錦鯉の二人がスペシャルゲストで登場

そして錦鯉の長谷川雅紀氏は札幌出身ということもあり、カルビーは「サッポロポテト50周年大感謝祭スペシャルアンバサダー」に任命し、札幌市制100周年とサッポロポテト50周年を記念したテープカットにも参加した。

サッポロポテトの小さな袋が50個連なった、特別な「50 連サッポロポテト」を前に錦鯉の渡辺隆氏は「50 連なんて貴重なので切りたくないですねー」と驚きの声をあげる。

  • 「50 連サッポロポテト」テープをカット

サッポロポテトは「かっぱえびせん」の姉妹品だった

その後、同社 マーケティング本部 サッポロポテトブランド担当 狩野友彦氏も加わり、テーマに沿った記念トークが展開される。

  • マーケティング本部 サッポロポテトブランド担当 狩野友彦氏が加わり記念トーク

そこで狩野氏は、「サッポロポテトは当時未利用資源だった加工用のじゃがいもを有効活用したいという思い、創業者で名誉会長である松尾孝の『生のじゃがいもを丸ごと使った、じゃがいも味のスナック菓子を作りたい』という願いから生まれました」と誕生秘話を語った。

また、先輩商品となる「かっぱえびせん」の製法を使っていて、発売当時のパッケージには「かっぱえびせん姉妹品」と記載されていたとも明かし、錦鯉の二人も話に聞き入っていた。

逆に、サッポロポテトとのエピソードを聞かれた長谷川氏は、「うちは3人姉弟だったので、1袋だと取り合いでケンカに。公平に分けようと、ある日1本ずつ数えて公平に分けようとしたところ、途中で我慢できなくて自分が1本食べ始め、すると姉も弟も自分もとなり、結局訳が分からない状態になりましたね(笑)」など、子ども時代の思い出を紹介し、会場は大きな笑いに包まれていた。

こうしてスペシャルステージが閉幕。アンバサダーたちは、その後会場でバーベキューやヨーヨー釣り、輪投げなどの縁日風イベントを楽しんだり記念撮影を行ったりし、感謝祭は盛況のなか終了している。