マイボイスコムは7月14日、「美容意識と行動」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は6月1日~5日、全国の男女1万220名を対象に、インターネットで実施した。

  • 美容のために意識して行っていること

美容に対する関心度について聞くと、4割弱が「関心がある」「まあ関心がある」と答えた。男女別に見ると、関心がある層は、男性では2割弱、女性では6割強だった。女性10~30代では、美容に関してより強い関心をもつ人の比率が他の層より高い傾向にある。

美容のために日頃意識して行っていることを尋ねたところ、「ウォーキングなど軽い運動」(32.3%)が最も多く、「食生活」(28.3%)、「水分補給」(25.5%)、「スキンケア・肌の手入れ(顔)」(25.2%)と続いた。女性の10~50代では「スキンケア・肌の手入れ(顔)」、60・70代では「食生活」が最も多い。30~50代では「UV対策、日焼け対策」が2番目に多かった。

美容にかける1カ月あたりの費用について聞くと、「0円」(21.8%)が最も多かった。男女別に見ると、男性では3割強を占めるのに対し、女性では約5%とわずかだった。

5,000円以上かける人は1割強、女性では2割強だった。2021年調査と比べて、「0円」は減少、「~500円未満」「~1,000円未満」は増加、5,000円以上は減少している。

  • 美容にかける1カ月あたりの費用

直近1年間に利用した美容関連サービスについて尋ねたところ、「美容室・ヘアサロン」(40.4%)が最も多かった。女性では約76%が美容院を利用したと答えている。2位の「理容院」(23.7%)は、男性40~70代では「美容院」を上回った。女性若年層では、「脱毛」「ネイルサロン」が他の層より高い。「脱毛」は、男性10・20代でも約10%みられた。

新型コロナウイルス感染拡大により、美容面で気になるようになったことを聞くと、「顔のしわ、たるみ、筋肉のゆるみなど」(17.4%)が最も多く、「体重」(16.6%)、「顔のくすみ、しみ、そばかす、毛穴など」(14.0%)、「肌の乾燥」(13.3%)、「体型、スタイル」「顔の肌荒れ・肌のトラブル」(11.6%)と続いた。

「顔の肌荒れ・肌のトラブル」は女性や若年層で比率が高く、男性10・20代や女性10~30代では1位だった。「顔のしわ、たるみ、筋肉のゆるみなど」は女性高年代層で高い傾向にある。

  • 新型コロナウイルス感染拡大により、美容面で気になるようになったこと

新型コロナウイルス感染拡大により、美容に関して行うようになったこと・行わなくなったことを自由回答で答えてもらったところ、「マスクをしているので、今のうちに脱毛」(男性38歳)、「マスクで肌が荒れるので、美容液をたくさん塗って対策したり、マスクで口元は隠れるので、ほくろをとったりした」(女性29歳)、「口紅はほとんど使用しなかった」(女性65歳)、「マスクをつけることが多くなったので髭を細かく剃らなくなった」(男性21歳)などのコメントが寄せられた。