NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合 毎週月～土曜8:00～ほか)のトークショーが16日、埼玉・イオンレイクタウン mori 木の広場で開催され、比嘉家4兄妹の幼少期を演じた稲垣来泉、浅川大治、土屋希乃、布施愛織、村のおばぁ・新垣カメ役のきゃんひとみが出席した。

  • 左からきゃんひとみ、稲垣来泉、浅川大治、土屋希乃、布施愛織

朝ドラ”第106作となる本作は、今年5月15日に本土復帰50年を迎えた沖縄が舞台。個性豊かな沖縄の4兄妹の本土復帰からの歩みを描く50年の物語で、自身も沖縄出身の黒島が、沖縄本島北部のやんばる地域で生まれ育ち、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子を演じ、兄・賢秀役は竜星涼、姉・良子役は川口春奈、妹・歌子役は上白石萌歌が演じている。

賢秀の幼少期を演じた浅川は、賢秀が常に頭に巻いていた“スーパーバンド”について、「賢秀はこれにパワーが宿っていると思っていたので、撮影中ずっとバンドをつけていて、体の一部になっていました」とコメント。

また、大切に育てていた豚のアババが食卓に登場したシーンについて、「養豚場に行って接していて、愛着がわいた状態で食べるシーンがあったんです。あんなに大切に育てた豚を食べちゃうっていう複雑な気持ちをイメージして演じることができたのでよかったかなと思います」と振り返った。

大人になってからの賢秀は、詐欺被害に遭って大暴れしたり、借金を返さず失踪したり、ダメっぷりが目立っているが、淺川は「大人の賢秀がいろいろ印象が悪かったりすると思うんですけど、悪気があってやっているわけではないと思うので、これからも応援よろしくお願いします」と役への愛情を込めてフォローしていた。

なお、同所では7月14日～18日まで『ちむどんどん』パネル展も開催している。