Central&Missionは7月12日、「コロナ禍と家計」に関する調査結果を発表した。同調査は6月27日、全国の20代~40代の男女3,000人を対象に、インターネットで実施した。
新型コロナウイルスの感染拡大による社会状況の変化に伴う家計への影響について、月収に変化はあったか尋ねたところ、29%が「減った」と回答した。「変化なし」は61%、「増えた」は10%だった。
月収が減った人に、いくら減ったか聞くと、「1万円~3万円未満」(36%)で最も多く、「5万円以上」(34%)が続いた。
過去一年間に貯蓄額に変化はあったか尋ねると、「変化なし」(48%)が最も多かったものの、34%は「減った」と回答した。
貯蓄額が減った人に、いくら減ったか聞いたところ、45%が「10万円~50万円未満」と答えている。19%は「50万円~100万円未満」、16%は「100万円以上」と回答しており、合わせると35%が貯蓄額を50万円以上減らしていることが分かった。
月収が減った人は不足分をどのように補ったか尋ねたところ、最も多い回答は「節約」(47%)だった。「副業やアルバイト」は12%、「特に何もしていない」は38%だった。
具体的に何を節約したか尋ねると、「食費」(66%)が最も多く、「趣味娯楽費」(58%)、「交際費」(47%)が続いた。