GO TO MARKETが運営するBtoBサービスの比較メディアUtillyは7月12日、「福利厚生に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は7月6日、全国の20歳以上の男女2,039人を対象に、インターネットで実施した。

  • 勤務先の福利厚生についてどの程度理解していますか

勤務先の福利厚生についてどの程度理解しているか尋ねたところ、47.7%が「主要な制度は知っている」、17.7%が「全体像や各制度の詳細について理解している」と答えた。合わせると65.4%が勤務先の福利厚生制度について知っていることがわかった。

勤務先の福利厚生に満足しているか聞くと、55.1%が「とても満足」「どちらかといえば満足」と答えた。「かなり不満足」「どちらかといえば不満足」は26.7%で、満足している人が大きく上回った。

  • 勤務先の福利厚生に満足していますか

会社は積極的に福利厚生に取り組んでいると感じるか尋ねると、36.9%が「積極的に取り組んでいる」「どちらかといえば取り組んでいる」と答えた。29.3%は「どちらかといえば取り組んでいない」「消極的と感じる」と回答しており、積極的と感じている人の方が約10pt高い結果となった。33.7%は「わからない / 回答できない」と回答し、取り組み姿勢について明確に判断しづらい人も一定数いることもわかった。

  • 会社は積極的に福利厚生に取り組んでいると感じますか

注力してほしい福利厚生施策ジャンルについて尋ねたところ、最も多かったのは「休暇(リフレッシュ休暇、病気休暇、夏期特別休暇など)」だった。次いで「社員の健康促進に関わる福利厚生(健診、運動施設の設置・利用など)」となっている。

回答が少なかったのは、「災害(遺族年金、労災補償など)」「定年退職後関連(退職前準備教育、OB会など)」「自己啓発(社内の自己啓発プログラム、留学制度など)」「余暇(レクリエーション、保養施設など)」などだった。

  • 会社に注力してほしい福利厚生施策ジャンル