ステランティスジャパンは7月1日、シトロエンのコンパクトSUV「C3 AIRCROSS SUV」にクリーンディーゼルエンジン搭載モデル「C3 AIRCROSS SUV BlueHDi」を追加して発売した。

  • クリーンディーゼルエンジンを搭載した「C3 AIRCROSS SUV BlueHDi」

「C3 AIRCROSS」は大胆で力強いデザインとシトロエンならではのコンフォート性能を兼ね備えたコンパクトSUV。

今回は既存の1.2L PureTechガソリンターボエンジンに加えて、クリーンで力強い加速性能と環境性能を両立するクリーンディーゼルエンジン「BlueHDi」を追加導入した。これにより、ユーザーの用途や走行距離などライフスタイルに合わせて、2種類のパワートレインから選ぶことが可能となった。

新しくラインナップに加わった1.5L クリーンディーゼルエンジンは最高出力120ps、最大トルク300Nmを発揮。組み合わされるギアボックスは6速AT。燃費は21.3km/L(WLTCモード)と、BセグメントコンパクトSUVの中でもトップレベルの性能を誇る。エコカー減税の対象であり、使用燃料が比較的安価な軽油であることも加えて、優れた経済性を備えている。

ボディサイズは全⻑4,160mm×全幅1,765mm×全高1,630mmと非常にコンパクトでありながら、ゆとりある室内空間を実現している。

  • シートの背面と座面をツートーンカラーにし、さらに軽やかな模様も施した

グレード構成は、パノラミックサンルーフ、HiFiスピーカー、グリップコントロールなどを装備した上級仕様の「SHINE PACK BlueHDi」と、16インチホイールを装備したベーシックモデルの「SHINE BlueHDi」の2種類。さらに、グレーレザーシートやグレーテップレザーダッシュボードなどを採用して上質なインテリアに仕立てた特別仕様車「C3 AIRCROSS SUV BlueHDi Debut Edition」も用意している。

「Debut Edition」の名に相応しい特徴的なインテリアは、近年のシトロエンを象徴するような、世代を超えて楽しめるデザインとした。シートの背面と座面をツートーンカラーにし、さらに軽やかな模様も施している。

また、ダッシュボードにもグレーのテップレザーを採用し、シトロエンの空間をエレガントに演出。「C3 AIRCROSS SUV BlueHDi」のラインナップを彩るモデルとしてセレクトできるという。

希望小売価格は「C3 AIRCROSS SUV BlueHDi Debut Edition」が361.5万円、「C3 AIRCROSS SUV SHINE PACK BlueHDi」が355.4万円、「C3 AIRCROSS SUV SHINE BlueHDi」が329.2万円。