韓国ドラマ『梨泰院クラス』原作者のチョ・グァンジン氏が、日本リメイク版となるテレビ朝日系ドラマ『六本木クラス』(毎週木曜21:00~)第1話の感想を語った。
復讐を誓った青年が仲間とともに、金と権力を振りかざす巨大企業に立ち向かっていく――「下剋上」を主軸にラブストーリー、青春群像劇が交錯した大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』を『六本木クラス』として日本版にリメイクする同作。
原作漫画の作者でドラマ『梨泰院クラス』の脚本も担当したチョ・グァンジン氏は、『六本木クラス』制作発表記者会見にも駆けつけエールを送っていた。第1話について「見る前は多くの心配がありました」と明かしながらも、見終えた後は「本格的に丁寧に作っていて、見応えがあり、テンポの良さがとてもうまく活かされていました」と絶賛。制作過程の苦労を知っているからこそ、見る前から「面白いですね。おつかれさまでした」という言葉でねぎらうことを決めていたというが、「心からそう言えた」と語った。
第1話では、冒頭に登場した平手友梨奈演じる麻宮葵の英語や、竹内涼真演じる宮部新と新木優子演じる楠木優香の制服姿、土下座を要求する香川照之演じる長屋茂など、さまざまなシーンに反響が寄せられた。絶望の淵に立たされた新だが、第2話から茂への復讐劇が動き出す。
■チョ・グァンジン氏 コメント
『六本木クラス』の第1話を見る前は多くの心配がありました。結果はどうであっても、制作過程の苦労と努力を知っているので、見る前からこう言おうと決めていました。
「面白いですね。おつかれさまでした」。
この言葉を社交辞令としてではなく、本音として言いたかったのです。見終わった後、心からそう言えました。とても面白かったです。たくさんの人と一緒に見ていたので我慢しましたが、一人で見ていたら泣いていただろうと思います。私は日本のドラマが昔から大好きで、数多く見てきましたが、その中で一番面白かったと言っても過言ではない出来栄えであったと思います。本格的に丁寧に作っていて、見応えがあり、テンポの良さがとてもうまく活かされていました。この『六本木クラス』は、韓国版のコピーではなく、日本の新しいドラマとしてとても面白かったです。第2話がとても楽しみです。